| ここまで内装をカスタムすれば、いかにオーナーといえども乗る都度に新鮮な驚きを感じそうだ |
ある意味、同じ金額をかけるのであれば内装のほうが満足度の高い仕上がりになるかもしれない
さて、インテリアのカスタムで知られるカーレックスが内外装を鮮やかにアップデートしたBMW X6Mを公開。
一般にクルマのチューニングと言うとマンソリーやブラバスのように内外装ともに「とことん」行く派、マンハートのようにパフォーマンスに重点を置く派などがあるものの、今回のカーレックスはうまい具合に内外装のカスタムのバランスを取った「コストパフォーマンスの高い」カスタムであるように思えます(それでも数百万円はかかっていそうですが)。
その内外装のカラーバランスは絶妙すぎた
そこで今回カーレックスがカスタムしたBMW X6Mのインテリアを見てみたいと思いますが、見ての通りメインカラーは鮮やかなオレンジ。
ダッシュボード、ステアリングホイール、センターコンソール、シート、ドアインナーパネル、シフトレバーはオレンジレザーで覆われ、それに組み合わせられるのはブラックレザーにブラックのパイピング。
なお、シートにはレーザーにて穴が穿たれ、座面と背もたれは独特なパターンのステッチにて飾られます。
このBMW X6Mのエクステリアはネイビーにオレンジ
そしてこのBMW X6 Mのエクステリアはネイビー、そしてアクセントカラーは内装同様にオレンジ。
おそらくもともとのボディカラーがネイビーだったところにカーボンファイバーのアクセントを付与し、オレンジをスパイスとして加えたのだと思われますが、このオレンジはフロントスプリッターやエアガイド、サイドステップやドアミラー、そしてボンネットにも用いられて全体を引き締めることに。
キドニーグリルは独特なデザインを持つカーボンファイバー製、そしてBMWのプロペラマークもカーレックスのエンブレムへと置き換えられています。
オレンジはハイライトの他、スプリッターの一部の上面に用いられるなど、なかなかウマい使い方がなされているようですね。
そしてリアだとスポイラーやガーニッシュにカーボンパーツが採用され、スポイラーだと「裏面」がオレンジに。
カーレックスはパワートレインや足回りには手を加えず、つまりノーマルのままだそうですが、もともとBMW X6 Mは617PSを発生するパワフルな4.4リッター・ツインターボエンジンを積んでおり、これ以上のパフォーマンス向上は必要ないのかもしれません。
カーレックスでは他にこんなプロジェクトも進行中
そしてカーレックスではこの他に様々なプロジェクトを進行させており、こちらはメルセデス・ベンツXクラスのカスタム。
ボディパネルはなんとブルーとグリーンのカラーカーボン、そして車高がガツンと上げられてルーフにはLEDライトバーも。
全般的には人気の出ないままに終わってしまったXクラスですが、一部では高い人気を誇るようですね。
そしてこちらはメルセデス・ベンツGクラスのルーフに「手掘り」にて文様を施したという「G-ファルコン」。
すでに1年以上製作に時間がかかっているそうですが、まだまだ完成には時間がかかる、とのこと。
なおボディパネルには「ブラシ仕上げ」風の特殊塗装が施されます。
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