| さらにはタイヤとホイールもツライチに、見た目も大きく向上(したように思う) |
動きも軽く、ハンドリングもシャープに
さて、ミニJCW(F56 / LCI2 )のカスタムを行うにあたって注文していたパーツたちが揃い、ようやく交換と取り付けを行ったため、それらについて紹介したいと思います。
カスタム内容は「タイヤ+ホイール」「低ダストブレーキパッド」「メンバーブレース」の3点となっていますが、まず今回は「タイヤ+ホイール」について。
もともとミニはタイヤがちょっと奥に入り気味
タイヤとホイールを交換しようと考えたのは、ミニJCWに純正装着されているタイヤがランフラットなので乗り心地がよろしくないこと、そしておそらくはホイールが重く、これも乗り心地を悪化させていると考えたこと。
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よって「非ランフラット」「軽量ホイール」に交換することで乗り心地を改善しようと考えたのが第一で、あわせてホイール交換やツライチ化によって見栄えが向上すればという副次的効果も期待しています。
ちなみにですが、ミニJCWにはゴッツいフロントブレーキキャリパーが装着されていて、これを避けるためにホイールの中央あたりが盛り上がっており、言い換えるとホイールの端(外周)にかけてゆるやかにスロープしていて(ドーム状になっている)、そのため必要以上にタイヤが車体内側に入って見えます(ドーム状となっているのは、そうしないと国や地域によってはハミタイとして認識されることがあるからだと思う)。
そしてこの「内側に入っている」のはリアに顕著であり、これはせっかくのミニJCWのアグレッシブなルックスを台無しにしているんじゃないかと思うことも。
ぼくがミニJCWを初めて見たときにまず目が行ったのがこの部分でもあり、よって「なんとかせねば」とも考えていたわけですね。
結果的にフロントは14.35ミリ、リア25.35ミリ「外」へ
そして今回装着したホイールがOZ「ラリーレーシング」。
ミニJCWの場合は上述のブレーキキャリパーの出っ張りに起因して装着できるホイールが少なく、エンケイやOZレーシングのいくつか、あとはミニ専門ショップが用意しているホイールくらい。
そして今回装着したOZラリーレーシングは比較的豊富なサイズが揃っていて、(装着をお願いしたエッジさんのおすすめもあって)フロントは18インチ×7.5J / オフセット46、リアは18インチ×7.5J / オフセット35を選択しています。
なお、ミニJCWに純正装着されているホイールは18インチ×7J、オフセットは54なので、ホイールの交換によってフロント14.35ミリ、リアは25.35ミリ外へ出ることになるのですが、純正ホイールとは異なりホイールのディスク面が「平ら」なので、よりツライチ感が増したという印象。
ホイールのカラーはダークグラファイトで、できればブラックが良かったのですが、残念ながらこのサイズにはブラックの設定がなく、よってこのカラーへと落ち着いています(これはこれでけっこうカッコいい)。
ただ、ミニJCWのイメージカラーの一つがメタリックグレーでもあり、今後ドアミラーキャップやサイドスカットルなどをメタリックグレーにペイントしたり、ストライプにグレーを用いればマッチングがさらに良くなるかもしれません。
ちなみにタイヤはミシュラン・パイロットスポーツ5、サイズは純正と同じ205/40 R18(ピレリPゼロ PZ4から変更した)。
ミシュランは経験上ですが真円度が高く、摩耗が少なく、かつバランスが良く、しかも軽量で乗り心地がいいという印象を持っていて、ぼくとしては積極的に選びたいブランドのひとつ(次点はピレリ、そしてダンロップにヨコハマ)。
価格についてはOZラリーレーシングが198,400円、ミシュラン・パイロットスポーツが177,900円となっています。
ちなみにホイールそのものはイタリア製。
ホイールセンターキャップはカーボン製です。
なおホイールとブレーキキャリパーとのクリアランスはギリギリなので、ブレーキキャリパーの汚れを落とすのは至難のワザかもしれません(このホイールは裏面も洗いにくいが、そこはもう観念するしかない)。
実際に乗り心地はどう変化したのか?
そこで実際にタイヤとホイールとを交換してみてどうだったのか?ということですが、予期したとおりに乗り心地は改善しており、鋭い突き上げが減ってややマイルドに。
ただしもともとのダンピングの強いサスペンションの硬さまでは吸収するにいたりませんが、今までのタイヤ / ホイールだと、段差を越えるたびにドライブレコーダーが「衝撃」だと認識して自動にてイベントを記録する回数が減っており、同じ道を走った結果だと1/3くらいに減っているようですね。
そのほかホイールとタイヤが軽くなったせいかハンドリングがクイックかつシャープになったように思われ、とくに加速中にステアリングを切るような場面(車線変更など)ではクルマの挙動がが軽く感じられるように。
ミニJCWにOZ製ラリーレーシングを装着した動画はこちら
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