| これだけの事故にも関わらず、奇跡的に大きな怪我を負ったものはいないようだ |
残念ながら、このランボルギーニ・ウルスに廃車以外の道は残されていないだろう
さて、米マイアミ・フォートローダーデールにてランボルギーニ・ウルスが日産パスファインダーと衝突し、そのまま飛んでいって民家に突っ込んだうえ、ひっくり返って炎上するという「事故のフルコース」のような案件が発生。
しかもこのランボルギーニ・ウルスは例によって「レンタカー」だったといい、とにかくアメリカではレンタルしたスーパーカーの事故が少なくないように思います。
なお、幸いなことにけが人はなく、このウルスを運転していたドライバーですら「自分の足で走って現場から逃げた」と伝えられています。
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現地ではこの事故の話題で持ちきりに
そしてこの事故のインパクトは非常に大きく、よって現地ではちょっとした特番っぽいものが組まれるほど話題になっていて、スタジオには「LAMBORGHINI LAUNCH(ランボルギーニ・ミサイル発射」という文字も。
更には別サイトでこういった図解が行われるなど大きく報道されています。
この事故はこうやって起こった
そこで地元の監視カメラの映像を見てみたいと思いますが、こんな感じでランボルギーニ・ウルスが交差点に侵入。
そして交差点内で日産パスファインダーとドカン!と接触し・・・。
そのままウルスは画面の奥側に飛んでゆき、パスファインダーは(衝撃で回転しつつ)大破した状態でその場でステイ。
ちなみにこんな感じで住宅の屋根を破壊しており、文字通りウルスが「宙に待った」ことがわかります。
こちらは破損した屋根。
着地したウルスはそのまま炎上するも、近隣住人がドライバーを救出して事なきを得ますが、ドライバー(24歳の男性)は警察や救急隊が到着するよりも先に逃走してしまい、しかし病院から警察に電話をかけ、現場を離れたのは事故で動転していたからであって逃げたわけではないと釈明し、現在は調査に協力している、とのこと。
現時点ではウルスがどれくらいの速度を出していたのかはわかりませんが、これだけの距離と高さを飛んでいったということは「かなり」出ていたと考えて間違いなさそう。
この状態でもドライバーが無事だったというのは驚きでしかありませんが、それだけ現代のクルマの安全性が高くなっている、ということなのでしょうね。
参考までに、こちらは日本の交通事故死者の数(警察庁発表)ですが、クルマが安全になっているためか死者数が大きく減ってきていることがわかります(事故発生件数も同じように減っていると記憶しているので、クルマが事故を起こしにくくなっていることも間違いはない)。
このランボルギーニ・ウルスの事故を報じる動画はこちら
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参照:Motor1, Miami Herald, WSVN, Fort Lauderdale Fire Rescue, 警察庁