| 新型フェアレディZの主戦場である北米では「ワゴンボディ」の人気が低い |
たしかにこれまでほか管自動車メーカーの「シューティングブレーク」も苦戦してきた
さて、GR86やレクサスLC、レクサスIS、マツダ・ロードスターなど多くの日本車をデジタル上でカスタムし、「シューティングブレーク(ワゴン)」化を行うなど魅力的な作品を公開している中華系デザイナー、シュガー・チョウ氏。
今回は「フェアレディZハッチバック」なる作品を制作し自身のインスタグラム上へと公開しています。
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日産フェアレディZハッチバックはこんなクルマ
そこで今回公開されたフェアレディZハッチバックを見てみたいと思いますが、車体前半は実際に発売されているフェアレディZと変わらず、しかしルーフからリアエンドにかけて「ワゴン(シューティングブレーク)化」がなされることに。
もともとファレディZはロングノーズなので、かなりキャビンが小さく見え、なかなかに面白いプロポーションとなっています。
キャビン上部は絞り込まれておらず、よってかなりワイドなリアウインドウを持っているようですね。
4シーター化されているのか2シーターのままなのかはわかりませんが、2シーターのままであれば、けっこう広い荷室を持っているのかも。
フェアレディZの主戦場である北米ではワゴンの人気がなく、(反面、フェアレディZが発売されない欧州ではワゴンに人気が高いので)実際に発売に移されることはないものと思われますが、魅力的なスタイリングではありますね。
ちなみにこういった「シューティングブレーク」とは、英国にて、貴族が自分の領土内で狩りを行い、その際に仕留めた獲物を乗せるために荷室を拡大した小型で機動性が高い馬車にルーツがあるといい、つまり「買い物での荷物を運ぶ」という庶民的な理由ではなく、きわめて貴族的な理由にて誕生したボディ形状ということに。
そう考えると、シューティングブレークのベースはスポーツカーであるべきで(そのためアストンマーティンもシューティングブレークを過去に何度か発売したことがある)、このフェアレディZのシューティングブレーク化もけして奇異なものではないことがわかります。
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参照:Sugardesign(Instagram)