| イーロン・マスクがこれを見たら本気で開発にかかりそう |
もはやその姿は自動車というよりも宇宙船
さて、東京在住の自動車デザイナー、マキシミリアン・シュナイダー氏が「テスラ・スペースXモデルR」なるレンダリングを作成。
ドイツ人である同氏はアウディ、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、三菱、HiPhi(中国)での勤務経験があるといい、イーロン・マスクCEOが新型テスラ・ロードスターに搭載するとコメントした「スペースXパッケージ」にインスパイアされ、今回の作品を制作することとなったもよう。
ちなみにテスラが(新型ロードスターに)実装するという「スペースXパッケージ」とは、イーロン・マスクCEOがテスラやボーリングカンパニーとともに経営する航空宇宙産業会社「スペースX」のロケットよろしく車体にスラスターを取り付け、それによって強制的にクルマを加速させたり曲げたりする、というものです。
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ただし「テスラ・スペースXモデルR」は遥かその先を行く
しかしながら今回公開された「テスラ・スペースXモデルR」はテスラ・ロードスターとの共通点はなく、新規に、そしてテスラとスペースXとが共同して開発したかのようなクルマ。
その外観は未来と言うかむSF映画のたぐいでもあり、車輪がついていなければ宇宙船のようにも見えるスタイリングです。
コクピットはバブル形状、そしてかなり前方に。
ホイールにはフルカバーが装着されていますが、これはカバーではなく「そういった形状のホイール」なのかもしれません。
そしてなんといっても驚かされるのはデヴェル・シックスティーンもびっくりのこのバーナー。
ちなみにボディ上部中央は曲面ガラスにて覆われるようですね。
ちなみにこのロケットエンジンは液体水素を燃料とし、ストリートバージョンではj速467km/h、サーキット特価バージョンではなんと時速526km/hを達成する、とのこと(その出力は2,950馬力)。
ノーズ部分は現行のテスラ車、とくにモデル3やモデルYとの共通性を感じる部分ですね。
ホイールには「TESLA SPACE X」の文字。
未来派レンダリングには珍しく、タイヤやホイールが隠されておらず、かつキャノピーが透明なところも新鮮です。
「テスラ・スペースXモデルR」のコーナリングフォースは4G
そしてこのテスラ・スペースXモデルRはロケットエンジンから火を吹いて一気に加速し・・・。
フェンダー上に取り付けられたスラスターによって車体を地面に押し付け、これによってコーナリングフォースは4Gにも達するもよう(レーシングカーでも1,5Gくらい)。
いったいどれだけのダウンフォースを発生するのかは不明ですが、相当に強固なサスペンションを持っていないと「車体のほうがダウンフォースに負けて」しまいそうですね。
「テスラ・スペースXモデルR」を紹介する動画はこちら
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参照:TECHEBLOG