>ルノー/アルピーヌ

アルピーヌが自然をイメージしたハイパーカー「アルペングロー」コンセプトを発表!ヘッドライトは「彗星」をイメージ、その名は日の出前に赤く染まる山々を意味

2022/10/14

アルピーヌが自然をイメージしたハイパーカー「アルピングロー」コンセプトを発表!ヘッドライトは「彗星」をイメージ、その名は日の出前に赤く染まる山々を意味

| そのアグレッシブなルックスとは裏腹に、自然から得たインスピレーションが視覚化されているもよう |

アルピングローの市販の予定はないものの、そのデザインは細分化され、今後のクルマに採用される可能性が大

さて、アルピーヌが先日予告していた新型コンセプトカー「アルペングロー」を公開。

これは水素内燃エンジンを搭載したハイパーカーで「モータースポーツにインスパイアされた」クルマだといい、現時点では市販の予定はなく、しかし公道とサーキットの両方の走行を視野に入れている、とのこと。

ちなみにこの「アルペングロー」というのは「日の出前に山々が赤く染まる様子」を示しているといい、同時にアルピーヌの新しい時代の幕開けを象徴しています。

参考までに、アルピーヌはちょっと前にもハイパーカーコンセプト「A4810」を公開しており、この「4810」はモンブランの標高をあらわしているといい、そのブランド名が示すとおり。アルピーヌは「アルプス」を強く意識しているようですね、

アルピーヌと専門学校生とが共同で2035年のアルピーヌ、「A4810」をデザイン。スポーツカーの頂点を極めるべくモンブランの標高を車名に採用
アルピーヌと専門学校生とが共同で2035年のアルピーヌ、「A4810」をデザイン。スポーツカーの頂点を極めるべくモンブランの標高を車名に採用

| 燃料は「水素」、ただし現時点ではその詳細は不明 | 現在の自動車業界の変化の速さを考慮すると、2035年のクルマはどんなことになっているのか想像もつかない さて、アルピーヌがIstituto Eu ...

続きを見る

アルピーヌ「アルペングロー」コンセプトはこんなクルマ

そこでこのアルピーヌ・アルペングロー・コンセプトを見てみたいと思いますが、そのルックスは「グランツーリスモ」向けの一連のVGTっぽい雰囲気で、全長5メートル、全幅2メートル、しかし全高1メートル以下という極端なプロポーションを持っています。

Alpenglow_concept-3

そしてこのプロポーションのほかにも「ライティング」に大きな特徴がありますが、フロントライトは大気圏に突入する彗星をイメージした赤、リアライトは水素パワートレインをイメージした青だとアナウンスされています。

Alpenglow_concept-4

このアルピーヌ・アルペングローは一人乗りというパッケージングを持ち、ティアドロップ型の水素タンクを2つ並べた間にドライバーが座ることになりますが(ちょっと怖いな・・・)バブル型コックピット、アクティブリアウィング、雪の結晶型をイメージしたホイールといったデザインを持っています。

Alpenglow_concept-9

アルピーヌによれば、このコンセプトカーのシルエット、ライティングシグネチャーや雪の結晶/トライアングルモチーフのデザインは「アルピーヌにおける将来のデザイン言語を凝縮している」とのこと。

Alpenglow_concept-31

加えて、このコンセプトで使用されている色や素材は、自然の要素や状態からインスピレーションを受けたもので、やはりアルピーヌの未来を示しているといい、今後のアルピーヌのレーシングカーや市販車に何らかの形で採用されることになるのかもしれませんね。

アルピーヌも「水素」に注目?

アルピーヌはこのアルピングロー・コンセプトのスペックについて述べておらず、しかし「燃焼時には、実質的に蒸気とリベット状のエンジン音以外何も発生しない」ため、将来の持続可能なモビリティのための(CO2と騒音の両方の関連から)潜在的なソリューションのひとつとなるともコメント。

さらにアルピーヌは燃料電池(FCEV)と内燃機関の両方の形態にて、水素技術が将来的にEVを補完すると述べていますが、現在は自動車メーカーだけではなくパーツメーカーすらも「水素」に注目している、と言う報道も見られます。

Alpenglow_concept

トヨタ
「電動化一辺倒は危険」という風潮がますます強まりそう。リチウム電池の環境負荷やコスト高から水素に可能性を求める自動車メーカーやパーツメーカーが増加中

| もし「電動化が環境保全のための唯一の手段ではない」と広く認識された場合、「電動化オンリー」のVWはかなり苦しくなりそうだ | 現在はトヨタ、BMW、ヒョンデ、そしてポルシェが水素に可能性を見出して ...

続きを見る

インテリアについても情報は少なく、これもやはりゲームっぽいステアリングホイールやディスプレイを持っており、しかしアルピーヌによると、LPM1マシンやF1レーシングカーをモチーフにデザインされ、2つのダイヤルと「オーバーテイク」ボタンが統合され、車両のポテンシャルを最大限に引き出すことができるインターフェースを持つ、とのこと。

Alpenglow_concept-37

あわせて読みたい、アルピーヌ関連投稿

ベル&ロスがアルピーヌとの最新コラボ腕時計「BR 03-92 A522」を発売!世界限定999本、価格は55万円。ベル&ロスは女性受けが良くないが、それでもボクは大好きだ
ベル&ロスがアルピーヌとの最新コラボ腕時計「BR 03-92 A522」を発売!世界限定999本、価格は55万円。ベル&ロスは女性受けが良くないが、それでもボクは大好きだ

| チームの人気をそのまま表しているのか、ルノー・スポールとのコラボ時代に比べるとアルピーヌモデルは人気がない | そのデザインがいささかシンプルになったせいもあるかもしれない さて、ぼくが実体験とし ...

続きを見る

ルノーとアルピーヌがパリMSで6車種を公開予定!ルノーは「4」「カングー」のエレクトリック版、アルピーヌは「新たなステージ」を示唆するニューモデル
ルノーとアルピーヌがパリMSで6車種を公開予定!ルノーは「4」「カングー」のエレクトリック版、アルピーヌは「新たなステージ」を示唆するニューモデル

| ルノー「5(サンク)」市販モデルの発表も期待したい | ルノー「4」「5」のリバイバルは大きな話題を呼びそうだ さて、ルノーとアルピーヌが10月17日より開催される2022年パリモーターショーにて ...

続きを見る

アルピーヌが32台のみ限定、A110R「フェルナンド・アロンソ」発表!アロンソが開発に参加した足回りを持ち、なんとアロンソのサイン入りレプリカヘルメットも付属
アルピーヌが32台のみ限定、A110R「フェルナンド・アロンソ」発表!アロンソが開発に参加した足回りを持ち、なんとアロンソのサイン入りレプリカヘルメットも付属

| なんと過激なアルピーヌA110Rに「さらに」過激なA110Rの少量限定モデルが用意されていた | ただしすでにアロンソはアルピーヌからの離脱を発表済み さて、先日「A110 R」なる超過激モデルを ...

続きを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ルノー/アルピーヌ
-, , , ,