第四世代の新型トヨタ・タコマの画像が発表直前にリーク！日本のハイラックスにもぜひこの「タンドラ顔」や装備を採用してほしい

｜　新型トヨタ・タコマは「タンドラ顔」に、そしてワイルドさを加速させる　｜

もともとタコマはトヨタの「主力車種」ではあるが、新型タコマの登場により、さらにその人気を拡大することになりそうだ

さて、トヨタが主に北米市場にて展開している人気ピックアップトラック、新型タコマの画像がリーク。

タコマは「ハイラックス」の北米版という位置づけとなっていますが、（フルサイズピックアップトラックである）タンドラよりもやや小さく、”比較的”普段使いしやすいサイズを持っています（それでも大きい）。

なお、日本市場でもハイラックスが展開されていて、しかしこちらは北米生産のタコマとは別のクルマであり、トヨタのタイ法人（Toyota Motor Thailand＝TMT）によって製造されているものの、現在トヨタは世界中の市場でデザイン的共通性を持たせる傾向にあり、よってTMT生産のハイラックスもこの新型タコマ風のデザインを（マイナーチェンジなりモデルチェンジなりで）採用し、そして日本へと入ってくるの可能性も否定できません。

新型タコマの画像は「トヨタ公式サイトからリーク」

このフルモデルチェンジ版新型タコマは第四世代となり、5月19日に発表されることがすでに決まっていますが、今回出回っている画像は「トヨタがうっかり自社のウエブサイトに公開した一枚」が保存され、米画像掲示板Redditに転載されたもの。

真偽のほどはわからず、しかしこれまでにトヨタが公式に公開したティーザー画像（下の二枚）と多くの部分で合致することからも「まず本物」と考えていいかもしれません。

そして今回リークされた画像を見るに「マッチョ」な雰囲気が感じられますが、これはおそらく（タフなイメージを強調した装備が与えられる）「TRD Pro」グレードだと思われます。

ブラックを用いたアクセント（フードスクープやフェンダー、ドアミラー、ルーフ、スキッドガード、ドアハンドルなど）を持ち、いっそう大きなフロントグリル、小型ヘッドライト（これによって相対的にグリルがさらに大きく見える）、直径の大きなタイヤが目立ちますが、現在北米でトレンドとなっている「ラギッドな」雰囲気を演出しているようにも思われます。

なお、こういった「ラギッドな」デザインを持つトラックの代表格はフォードF-150ラプターですが、おそらく”タフな”ルックスのブームの発端となったのはこのF-150ラプター。

その後はラムも同様のテイストを取り入れ、さらにはブロンコ、ハマーEV、そして日本車だとスバルの「ウィルダネス」シリーズ、マツダCX-50もこれに連なる流れを持っているとも考えられます（ホンダ・パスポートにもタフっぽいグレードがある）。

新型トヨタ・タコマは「乗りやすいトラック」に

話を新型トヨタ・タコマに戻すと、すでに公開されている情報の範囲内では「TRD ProバージョンにはFox QS3アジャスタブルショックが装備され、リアディスクブレーキも標準装備される」「（おそらく全モデルで）リアサスペンションのリーフスプリングは廃止され、コイルスプリングに変更される」「TRD Proには、i-Force Maxハイブリッドパワートレイン（3.5LツインターボV6とエレクトリックモーター）を搭載する」ことがわかっており、よりすぐれた乗り心地や経済性を持つであろうことも推測可能。

そのほか、ティーザー画像からはTrailhunter（トレイルハンター）なるグレードも登場し、トヨタ（及びレクサス）が北米で強調している「オーバーランダー」、日本でも公開された「オーバートレイル（OVERTRAIL）計画」を加速させることになるのかもしれません。

現在世界中ではアウトドアブームが到来して久しく、日本においてもハイラックスの購入層の過半数が「20-30代がレジャー用に購入している」と報じられており、ハイラックスがこの「新型タコマ顔」になったり、よりキャンプやオフロードに特化した仕様・外観を持つようになれば、その販売台数も大きく伸びることになりそうですね。

合わせて読みたい、トヨタ関連投稿

参照：Reddit