| トヨタが世界に問う「高級SUV」はどんなクルマとなるのか、ボク的には非常に強い興味を持っている |
センチュリーSUVの「価格帯は「2000万円前後」だとは言われるが
さて、トヨタが9月6日に「新型車の発表をオンラインで行う」とし、あわせて特設サイトを公開することに。
トヨタはこの新型車について車名などを一切公表していないものの、一枚だけ公開された画像からするとウワサの「センチュリーSUV」かと思われます。
参考までに、このセンチュリーSUVについてメディア向けの発表会がすでに開催されており、ぼくも「うっかり」漏らした人からある程度の話を聞いているのですが、さすがにここでは公表できず、よって正式発表までは「聞かなかったフリ」を通します。
新型トヨタ・センチュリーについてはこんなウワサが出ている
現時点でトヨタはこの「センチュリーSUV」についてなんら情報を公開しておらず、よって全ては推測の域にとどまるものの、今回公開されたティーザー画像では「後部ドアハンドルに手をかけた白手袋の執事風人物」が描写されており、つまりこのクルマが「後部座席に乗ることを前提に作られている」ということを示しているのだと思われます(けっこういいティーザー画像だと思う)。
そしてクローム調のモールやSUV風のリアゲート、奥行きを感じさせるテールランプも確認でき、いろいろと総合するに「この新型車はセンチュリーSUVにほかならない」と言った感じですね。※下の画像は予想CG
なお、最近のトヨタは新型車発表イベントの際、別の新型車をチラ見せすることがあり、今回のセンチュリーSUVについてはアルファード/ヴェルファイアの発表説明会の際にシルエットが提示されています。
ただ、それ以上のことはわかっておらず、つまりはプラットフォームやパワートレーンについてもナゾのまま。
ウワサによると、センチュリーSUVはセダン版のセンチュリーとのメカニズム的共通性を持たず、北米で販売されているグランドハイランダーの車体を使用するとも言われていますが、「センチュリー」の名を名乗るのであれば日本において「匠」の手によって組み立てられることになるものと思われ、そして日本で製造しようとなると北米からグランドハイランダー製造に関わる工作機械を輸入する必要が生じます。
加えて、「そこまで数が出ないであろう」このクルマのためにトヨタが大きなコストを投じるとは思えず、よって「センチュリーのセダンをベース」とする可能性も残されています。
パワートレーンについては、レクサスTX 550h+から拝借したプラグインハイブリッドセットアップ(3.5リッターV6+エレクトリックモーター)となるのでは、とも報じられていますが、トヨタが「センチュリー」と銘打つモデルにV6を搭載するがどうかも不明です。
ちなみにこの「センチュリーSUV」は非常に高価なクルマになるとも言われており、一説によると「2,000万円前後」となるもよう。
そしてセダン版のセンチュリーとは異なり、当初から世界の高級車マーケットにて戦うことを想定しているといい、トヨタが「どういった手で攻めてくるか」興味が尽きないところでもありますね。
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参照:Toyota