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BMWがヴィジョン・ノイエクラッセに採用される「呼吸するキドニーグリル」を公開。もしフロントをぶつけたら巨額の修理費用を要しそう【動画】

BMWがヴィジョン・ノイエクラッセに採用される「呼吸するキドニーグリル」を公開。もしフロントをぶつけたら巨額の修理費用を要しそう【動画】

| BMWはこのノイエクラッセに将来をかけている |

BMWの掲げる公約が実現されるならば、もはやガソリン車を購入する理由はなくなるかもしれない

BMWは9月2日に「社運をかけた巨大プロジェクト」、ノイエクラッセを発表する予定ですが、ここで提示されるのは市販車ではなく、市販車を示唆する「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」。

そして今回、BMWは自身の公式X(旧ツイッター)にて、そのヴィジョン・ノイエ・クラッセのキドニーグリルに相当する部分を紹介しており、「呼吸するように」展開されるアニメーションが紹介されています。

「このクルマの発表を起点に、BMWはこれまでとは全く別のブランドに生まれ変わります」。9月2日に社運をかけたヴィジョン・ノイエクラッセを発表
「このクルマの発表を起点に、BMWはこれまでとは全く別のブランドに生まれ変わります」。9月2日に社運をかけたヴィジョン・ノイエクラッセを発表予定

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BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセは「i ヴィジョン Deeコンセプト」に近い?

今回公開された動画を見ると、横長のキドニーグリル(実際はグリルではなくパネル)、そしてキドニーグリルの形状に沿って盛り上がるボンネット、そしてエンボス加工にて表現されるBMWのプロペラエンブレムも。

そしてこの形状は先般に発表された「iヴィジョン・ディー・コンセプト」の形状に近く、となるとヴィジョン・ノイエ・クラッセの車両全体のデザインもiヴィジョン・ディー・コンセプトに近いものとなるのかもしれません。

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なお、ボンネットに見られるBMWエンブレムは2020年に発表された「シンプル版」。

ただしこの新エンブレムは(当時)車両やディーラーサインには用いず、ウエブ上や印刷物にしか用いないとコメントされていたものの、iヴィジョン・ディー・コンセプトの車体上に取り入れられ、今回のヴィジョン・ノイエクラッセにも用いられており、つまり「今後、車体に使用される可能性」があるのかもしれません。

そしてこのフロントグリルにつき、「ブラック」状態から・・・。

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点灯状態へと変化するのですが、これは「呼吸」を表現しており、「吸い込む」ときには下から発光し、「吐き出す」ときには上から光が消えてゆくことになり、これは今回Xに投稿された際に添えられたコメント「Inhale innovation, exhale transformation(息を吸い込む革新、吐き出す変革)」と一致しています。

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今後BMWは「6車種の」電気自動車専用プラットフォームを採用したノイエクラッセを相次ぎ、そして24ヶ月以内に発表する計画を持っていますが、その6車種の中にはセダンやSUVも存在するといい、ノイエクラッセによるフルラインナップが実現しそうですね。

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なお、このプラットフォームは、268馬力から1,314馬力までの車両に対応し、バッテリーパックのサイズは75kWhから150kWhまでを収めることができるそうですが、このバッテリー自体、生産コストを50%削減する一方、航続距離を30%向上させることが可能だといい(第6世代バッテリー技術)、よって市販されたならば非常に高い競争力を持つことになりそうです。

ノイエクラッセの生産は2025年にハンガリーにて開始され、2026年と2027年には中国、ドイツ、メキシコなど他の工場へと生産が拡大される予定だとされ、しかし現時点では最初に発売される車種、そしてそのスペックや価格については何ら情報はなく、ひとまず9月2日の発表を待ちたいところですね。

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参照:BMW(X)

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