■そのほか自動車関連/ネタなど

2024年には「ディッシュ(ディスク)ホイール」が流行るらしい。加えて「パステルカラー外装」「ブライトカラー内装」も大きなトレンドになる予感

2024年には「ディッシュ(ディスク)ホイール」が流行るらしい。加えて「パステルカラー外装」「ブライトカラー内装」も大きなトレンドになる予感

| 加えて「ヴィジブルカーボン」も大きなトレンドになるとして注目されている |

ディッシュホイールはその幅広い背景、そして様々な解釈ができることから多くに受け入れれるだろう

さて、ここ数年は自動車のカスタムやチューニングが「盛り上がる」兆し替え見えますが、そんな中で欧米のチューナーが口を揃えて「2024年はこれが流行る」というのが ”ディスク(ディッシュ)ホイール” ”パステルカラー外装” ”明るい内装カラー” 。

なお、これらに共通するのは1980-1990年代の「レトロ」なカスタムシーンへの回帰だといい、当時の流行が形を変え、現代風になって戻ってくると見られているようですね。

ちなみにカニエ・ウエストがカスタムしたランボルギーニ・ウルスはそういったトレンドの先駆けであったのかもしれません。

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ブラックパーツを「残すところは残し」「隠すところは隠した」のはさすが ランボルギーニ・ウルスは発表直後から大きな注目を集め、すでに納車2年待ち(納期を短縮しようとランボルギーニは工場をフル稼働)とも言 ...

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ディスク(ディッシュ)ホイールとは何なのか

なお、2024年の流行となりそうなディスク(ディッシュ)ホイールにつき、そのルーツは1980年代後半に登場したAMG、ロリンザー、ブラバスといったチューナーが採用していたホイール形状にあると考えています。

90年代に一世を風靡した「ディッシュ」ホイールが復権の兆し!ホイールメーカー、自動車メーカーが相次いでディッシュデザインを採用

最新の理論を取り入れ冷却効果と空力性能をアップ ホイールメーカー、Ronal(ロナール)が50周年を記念し「R50エアロ」ホイールの新型をリリース。ロナールはドイツのホイールメーカーで1969年にレー ...

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当時はいわゆる「VIPカー」に採用されることが多く、しかしVIPカー人気が下火になるとともに消えてしまったわけですが、2018年頃から一部チューナーがこれを「リバイバルさせる」動きを見せており、2018年にはブラバスがこれを復刻。

ブラバスが80〜90年代風の「ディッシュホイール」発売。自動車カスタムにも「リバイバル」が来る?

| ブラバスがバブル時代っぽいホイールを発売 | ブラバス(BRABUS)は積極的にメルセデス・ベンツのチューニング(カスタムも)を展開していますが、今回はメルセデス・ベンツCLS向けのカスタムパーツ ...

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これに負けじとロリンザーもディッシュホイールを復活させ・・・。

90年代のベンツには「定番」だったディッシュホイールをBMWに装着したチューナー現る!しかもディッシュ元祖のロリンザー

| 当時、メルセデス・ベンツのカスタムにロリンザーは外せない存在だった | さて、ロリンザーは先日「1989-1990年代っぽいディッシュホイール」を装着したメルセデスAMG GLC 63 Sを公開し ...

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メルセデス・ベンツも「AMGモノブロック」を(コンセプトカーにて)復刻しています。

これがルイ・ヴィトンのディレクターとメルセデス・ベンツとのコラボGクラス「プロジェクト・ゲレンデ」!いかにもヴァージル・アブローっぽい仕様にカスタム

「おもちゃのように見えるがこれでも実車 | 先日、メルセデス・ベンツが突如公開した「プロジェクト・ゲレンデワーゲン」。これはルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクター、ヴァージル・アブローとメルセデス ...

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さらに同時期にはメルセデスAMG GT 4ドアクーペにAMGモノブロック風デザインのホイールが採用されたことも。

「もっとも安価な」メルセデスAMG GT4ドア「GT43」発表。昔のAMG風ホイール装着で1250万円

| これでメルセデスAMG GT 4ドアクーペのラインアップはいったん完結? | AMG GT 4ドアクーペに「エントリーグレード」のGT43が登場。 これまで「GT53」、「GT63」、トップレンジ ...

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「リミテッド・エディション・マイバッハ・バイ・ヴァージル アブロー」もやはり純正にてディッシュホイールが採用されている一台ですね。

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ガレージに入らないけど欲しいな・・・。リミテッド・エディション・マイバッハ・バイ・ヴァージル アブローを見てきた【動画】
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| デザインしたのは前ルイ・ヴィトンのデザイナー(アーティスティック・ディレクター) | 相当に高価だが、このクルマは長期に渡って価値を維持するだろう さて、メルセデスミー大阪にて「リミテッド・エディ ...

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なお、こういったディスク/ディッシュホイールは強度が高いので重量が重いサルーンに採用されることが多く、しかしホイール自体の重量も嵩んでしまい、かつ放熱効果に劣るということから不採用の動きが拡大し、しかし近年EVを開発するに際し「空気抵抗を減らす」という観点から再注目を浴びることに(軽いディッシュホイールを製造できるような手法も開発されているのだと思う)。

とくにディッシュホイールの雄とも言えるメルセデス・ベンツは様々な形状のデッシュホイールを製品化していますね。

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参考までに、1980年代のコンセプトカーにもいくつかディッシュホイールが見られ、「昔の人が思い描いた未来のクルマ」が装着するのがディッシュホイールであったのかもしれず、そういった意味においても、ディッシュホイールが「レトロでもあり、フューチャーでもある」ということがわかります。※現代における、未来のクルマをイメージしたレンダリングにもディッシュホイールが多く見られる

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ディッシュホイールと言っても色々ある

ただ、ディッシュホイールと言ってもけっこう色々な種類があって、ディスク面が内側に入った「ディープリム」や・・・。

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逆にディスク面が外に張り出したものも。

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そして最近のマンソリーだと「すり鉢状」のディスク面を持っていたり、かつてディスク/ディッシュホイールが流行した際には再現できなかった形状やディティールを取り入れたデザインも存在します。

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ただしディスク/ディッシュホイールは「VIPカー」のものだけではない

しかしながらこのディスク/ディッシュホイールにつき、上で述べたVIPカーだけのものではなく、「モータースポーツ」に端を発するものも存在し、たとえばポルシェ959はエアロダイナミクスを考慮して「カバー」としてのディスクを装着しています。※この”カバー”はミッションXほか、ポルシェのいくつかのコンセプトカーにも再現されている

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そしてラリーカーだと「強度」「(スポークホイールに比較して)石や砂をブレーキが噛みにくい」等の理由からディッシュ形状を採用する例が見られます(アルファロメオ155など、ツーリングカーでも一部採用されていたと記憶)。

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よって、このディスク/ディッシュホイールは様々なバックグラウンドを持っており、様々なクルマにマッチする素養、多種多様な解釈が存在しているということもあり、2024年にはサルーンだけではなく、より幅広い車種において選択される機会が増えることになりそうですね。

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参考までに、ぼくはディッシュホイールが大好きで、ミニJCWに取り付けているのもOZ製のディッシュホイール。

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2024年、そのほかにはこういった流行も

そして2024年には、こういったディスク/ディッシュホイールに加えて「パステルカラー」「明るい内装」が流行すると言われていて、これはマンソリーの影響が多分にあるかもしれません。

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マンソリーは積極的にこれらの要素を持つクルマを発表しており、目にする頻度が高いとそれだけ「馴染み」が出てくるため、なにかカスタムをしようと思った際「真っ先に」これらを思い浮かべることになるのかも。

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これまでコンプリートカーやチューンドカー、カスタムカーというと「イカツい系」のブラックが主流を占めていたようにも思いますが、マンソリーは(賛否両論あるとして)けしてVIP感を出すにはブラックである必要はないということを提案したブランドでもあり、そこは高く評価してよいかと思います。

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