Image:materimac(Instagram)
| メイト・リマックCEOは顧客への納車を優先し自身のネヴェーラの納車を遅らせたようだ |
さらには12台限定の「タイムアタックエディション」ではなく通常のネヴェーラを選択
さて、意外なことではありますが、リマックCEO、メイト・リマック氏に「ようやく自身のネヴェーラが納車」されたもよう。※顧客向けのネヴェーラは1年前から納車が開始されている
これは同氏のインスタグラムへの投稿から明らかになったものですが、ネイキッドカーボンをベースにクリア、そしてクリアレッドの塗り分けを行い、内外装にレッドアクセント含む興味深いディティールが与えられています。
ドアミラーにはメイト・リマックCEOの母国であるクロアチアの国旗が描かれ、いっそうの特別感を強調。
「CEO専用車」といえどもパフォーマンス面での変更は(アナウンスされていないので)ないものと思われ、しかしもともとネヴェーラは1,914馬力というとんでもない出力を持つため、当然ながらパワーアップの必要はないものと思われます。
実際のところ、このネヴェーラはニュルブルクリンクにて「EV最速」の座を維持しており、当分の間その記録が破られることはないのかもしれません。
メイト・リマックCEO”専用”ネヴェーラのインテリアはこうなっている
そしてこのメイト・リマックCEO専用ネヴェーラのインテリアは非常に特別な仕様を持っており・・・。
運転席はブラックにレッドのアクセント、助手席はレッドにブラックという「左右色違い(ともに素材はアルカンターラ)」。
なお、運転席のヘッドレストには「M8」、助手席には「K8」という刺繍がありますが、これはそれぞれ「メイト」「(メイト・リマックCEOの妻である)ケイト」の読みをアルファベットと数字で表現したもの。
アームレストには「RIMAC」の刺繍そしてリマックが好んで用いる基盤風のデザインも。
スイッチ類にもレッドのアクセントが用いられ・・・。
このダッシュボードに刺繍された女性の横顔は古代都市ソリンの女性、ソリンジャンカの肖像画に基づいてデザインされたもので、この胸像はクロアチアの首都であるザグレブの考古学博物館に保管されている、とのこと(ローマ皇帝カラカラの妻、プラウティラだと考えられている)。
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参照:materimac(Instagram)