| その名はダーツ・カスタムズ、これまでにも数々の映画向けに「装甲車」を製作し提供したことがある |
そのクオリティ次第ではけっこうな人気が出るかもしれない
さて、これまでにもはまーH2やメルセデス・ベンツGLSをベースに様々な装甲車を製作してきたダーツ・モーターズ(Darz Motorz。以前はダーツプロモーションと名乗っていた)がなんとランボルギーニ・ウルスをベースに「LM002を現代風に再解釈したカスタムカーを販売する」と発表。
このカスタムカーは「プロムブロン アイアン ダイヤモンド CLV」と命名されており、その価格は驚くべき250万ユーロ(現在の為替レートにて約4億800万円)に設定されています。
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現時点ではまだイメージ画像すら公開されていないが
そしてこのプロムブロン アイアン ダイヤモンド CLVにつき、ダーツ・モータースいわく「ランボルギーニ LM002の荒々しい力強さと現代エンジニアリングの持つ洗練とを融合するという壮大なビジョンから生まれ、スポーツカーの胸が高鳴るようなパフォーマンス、軍用車の堅牢な耐久性、そしてランボルギーニ ウルスの持つ高級感を融合させた類まれなるクルマになる」。
たしかにLM002はウルスの祖先ではあるものの、両者は(当然ながら)なんら物理的な共通性を持たず、そしてウルスはモノコックボディを持つためにこれをLM002のように改造するのは非常に困難かもしれません。
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ただ、ダーツ・モーターズは過去にも様々なクルマを「原型なきまでに」改造したことがあるため、もしかすると本当にLM002風のカスタムカーを作ってしまう可能性があり、「2億円超」という価格を提示するからにはそれなりの完成度を持たせる必要もあって「本当に実現してしまう」のかも。
なお、現時点ではほぼプロムブロン アイアン ダイヤモンド CLVについてわかっていることはなく、しかしパワートレインは4リッターV8ツインターボ(666馬力)を維持する可能性が高く、インテリアについて「比類のない贅沢とエクスクルーシブな世界」を約束するという声明も出されているので、これまでのダーツモーターズの他の車両同様、ワニなどのエキゾチックレザー、そしてゴールドなどの貴金属、そして宝石が用いられることになるのかも。
参考までに、ダーツ・モーターズのクルマはいくつかの映画に登場したことがあり、サシャ・バロン・コーエン主演の「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」に金ピカの車両が登場したことが記憶に残ります。
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