| 一方、その「内面」は完全新設計となり、比類なきパフォーマンスを発揮するであろう |
新型ブガッティは6月20日の発表のその瞬間から「歴史を作る」こととなるに違いない
さて、ブガッティの新型ハイパーカーの発表まで「あとわずか」に迫っていますが、ここでブガッティは立て続けに2本のティーザーを公開。
1本はホイール、そしてもう1本はボディサイドを捉えたもので、これらを見るとブガッティとしての伝統と要素を高いレベルにて備えているように思われ、まさにそのキャッチフレーズである「Pour L'eternite」(永遠のために)を表しているといった印象です。
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ブガッティの新型ハイパーカーはどんなクルマに?
現時点でこの新型ハイパーカーについてわかっていることは多くなく、V16エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせるということ、そして軽く1,000馬力を超える(もしかすると2,000馬力に届くかも)であろうこと、さらにはフロントの馬蹄形グリルなど”ブガッティらしい”スタイリングを持つこと、機械式腕時計の(ムーブメントの)ような精緻なメーターを持つということくらい。
ただ、いかにこのシロン後継モデルが「伝統のスタイリング」を持つといえど、全く新しいパワートレーンを持つ完全新設計によるハイパーカーであることは間違いなく、その比類なきパフォーマンスによって数々の記録を塗り替えることになるのかもしれません。
なお、ブガッティはヴェイロン、そしてシロンのモデルライフ中盤あたりまでは最高速はじめ記録更新に熱心であったものの、そこから様々な新興ハイパーカーメーカーがブガッティを標的として記録の更新を行うに際し、ブガッティは「今後、記録の更新にはこだわらない」と発表することに。
これは「客観的に測れる数字よりも、感性や感情に訴えかける芸術性に磨きをかける」という新しい方向性の主張に他ならないとも考えられますが、この「記録を追求しない」というのは前CEO、ステファン・ヴィンケルマン氏の方針であり、しかし現在ブガッティ=リマックのCEOを努めるメイト・リマック氏は一転して「記録に熱心」な人物であるため、新しい体制下において、ブガッティは数々の記録を更新しにかかる可能性もありそうですね。
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参照:Bugatti