Image:Maserati
| マセラティはここ最近、パーソナリゼーション部門を立ち上げワンオフや少量生産モデルの展開を積極的に行っている |
そして今後も様々な特別仕様のマセラティを見ることができるだろう
さて、マセラティは「最後のV8エンジン搭載モデル」となったクアトロポルテ”グランドフィナーレ”を発表していますが、それに加えてもう一台のワンオフモデル、MC20「アイリス」を公開。
なお、これら二台はいずれもマセラティのパーソナリゼーション部門「フオーリ・セリエ」にて製造されており、驚くべきことに二台とも同じ米国の「バイオメディカル分野の重要な起業家」へと納車されるのだそう。
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クアトロポルテ、MC20ともに劣らぬ美しさをたたえる
なお、これら二台が公開されたのはイタリアのマッジョーレ湖の魅惑的な風景が広がるストレーザ。
そのモチーフ元は明かされていないものの、過去のアイコニックなマセラティなのかもしれません。
そこで今回はこのMC20「アイリス」を見てみたいと思いますが、ボディカラーは「 AI アクア レインボー」。
これは「アイリス=虹」を表現しており、画像ではわかりにくいものの、見る角度によって色味が異なるカラーシフト塗装なのだと思われます。
そしてボディサイドからリアフェンダーにかけてはホワイトのラインが入り、リアフェンダー下部には「FUORI SERIE」の文字(これは”シリーズ外”を意味し特注 / ワンオフモデルであることを意味する)。
キックプレートには「MC20”IRIS”」の文字がレーザーカットにて。
ダッシュボードのロワーパート、アームレスト、センター トンネル、シートに用いられるのも”AI アクア レインボー カラー” (いずれも体感温度を提げることができるアイスレザー製で、この高級素材がトンネルの使用されるのは初)。
シート表皮やシートサイド、ステッチにはブルーのアクセントが用いられ・・・。
ステアリングホイールのステッチもブルー、そしてスポークやトップはカーボンファイバー、そして12時位置にはボディカラー同様のアクセントが入ります。
なお、 パドルの「+」と「-」も通常のホワイトではなくブルーですね。
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