| マンソリーのコンプリートカーは年々過激になってゆくようだ |
限定5台の多くは中東のオーナーが購入するのかも
さて、メルセデス・ベンツのみならずフェラーリやランボルギーニといったハイエンドスポーツカーすらカスタムしてしまうマンソリーですが、今回はマセラティMC20のコンプリートカー「マンソリー MCX ペルグーサ(Pergusa)」を発表。
見ての通り「フルコンバージョン」がなされ、全ボディパーツフルカーボンファイバー、内装完全リデザイン、ホイールには鍛造センターロックホイール「FV」装着、そして出力は750馬力/880Nmへ。
これによって最高速は330km/h、0-100km/h加速も2.6秒へと向上してており、限定5台にて提供がなされる、とアナウンスがなされています(価格についは発表されていない)。
マンソリー MCX ペルグーサはこんなクルマ
そこでこのマセラティMC20改めマンソリー・ペルグーサを見てみると、文字通りボディパネルは「フルカーボン」。
フロントフェンダー、フロントバンパー、フロントフードにはじまり、リアウイングやリアディフューザーに至るまでカーボンファイバーが使用され、さらにその形状は例えようもないほどアグレッシブに。
なお、ルーフにはエアスクープ、そしてF1スタイルのウイングのようなものが装着されており、これはマンソリーにとっての新しい要素かと思います。
リアウインドウは「全閉」となり、後方確認はウイング上のカメラにて行うものと思われ、そしてテールパイプはマンソリーのトップレンジではお馴染みとなった「4本出し」。
前後フェンダーは拡大され、いたるところにダクトやエアアウトレット、ウイングレットが装着されています。
マンソリー MCX ペルグーサのインテリアもまた特別だった
そしてこちらはマンソリー MCX ペルグーサのインテリア。
やはりもともとのMC20の面影がほとんど残されておらず、重厚なラグジュアリー感を押し出したレザー仕上げが採用され、シートやセンターコンソールには「ダイヤモンド」ステッチ、そしてシートベルトもマンソリー仕様の専用品へ。
コントロールダイヤルにはアルマイト加工が施され、使用されるカーボンファイバーは(エクステリアに使用される鍛造カーボンではなく)織り目が見えるベーシックなもので、仕上げにはマットが選択されています。
もちろん、このマンソリー MCX ペルグーサの内外装はオーナーの指示によって自由に素材や仕上げの変更をできるものと思われ、中には「金粉」「ダイヤ入り」ペイントを選択するオーナーさんも存在するのかもしれませんね。
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