フェラーリ・ローマの代金送金完了、現在は飛び石傷を修復中。現在の予定だと納車は9月になりそうだ

｜　ちなみに「グリーン」はどうやってもデジカメだと実物通りの色を再現できない　｜

このあと納車予定のフェラーリ296GTBについてはいまだ生産時期も未定である

さて、先日注文したフェラーリ・ローマ（認定中古車）の現状報告。

先日無事に送金を終え、委任状や車庫証明などの書類を送付し「あとは納車を待つばかり」の状態となっています。

現在車両についてはオートカヴァリーノさんにて飛び石傷の修復を行ってくれている段階で、それが終わってからの納車となるために納車は9月を予定しており、今は納車日の「確定待ち」。

いまフェラーリでは注文できる新車がほとんどない

なお、フェラーリの現行モデルは「SF90ストラダーレ」「SF90スパイダー」「ローマ」「ローマ・スパイダー」「296GTB」「296GTS」「プロサングエ」「12チリンドリ」「12チリンドリ・スパイダー」というラインアップですが、SF90系、ローマ系、296系の受注はすでに終了しており、しかし「プロサングエ」「12チリンドリ系」は注文できる人が限られているので（ちなみにぼくには注文を入れる権利はない）、つまるところ現在フェラーリの新車はほとんどオーダーできない、ということに。

今年末にかけ、フェラーリはラフェラーリ後継ハイパーカー（コードネームF250）を発表する計画を持っているものの、SF90系、ローマ系、296系の後継モデルの発表が直近でなされる気配はなく（それらの後継が存在するのかどうかも不明ではあるが、それらしき商標が出願されているので、すべてではなくとも後継モデルが登場すると思われる）、よってフェラーリ正規ディーラーからすると「売るものがない」のが現在の状態であり、よってしばらくはフェラーリの中古市場が活性化するのかもしれません。

なお、フェラーリ本体としては、あと2-3年の生産キャパシティを賄うだけの受注を確保しているものと思われ、そして新型車を発表すればすぐに生産待ちの列が1年また2年と追加されることとなるのは間違いなく、よって新型車の発表を急ぐ必要はないのだとも考えられ、現在は新型車の開発に注力しているという段階なのだと思われます（どのみち、いま発表しても、生産が2年後くらいになるのではあまり意味がない）。

そしてちょっと恐ろしいのは、新型車が発表されたとしても「あまりに価格が高くなるのではないか」ということ。

昨今のインフレに加え、最新のクルマは電動化含め様々な技術が注入され開発・製造コストが大幅に上昇しており、そのために車両販売価格も上昇傾向にありますが、おそらくフェラーリは今後のニューモデルにつき価格をガツンと上げてくる可能性が高く、そうなるとV8やV6モデルであっても軽く「乗り出し5000、万円」を超える時代がやってくるのかもしれません。

あわせて読みたい、フェラーリ・ローマ購入記