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「40万キロを走りきれる」可能性がある車のランキングでは圧倒的にトヨタ。そのほかホンダとアメ車がランクインするも欧州車や韓国車の姿が見えず「長持ちせずに買ってはいけない」

トヨタ

| なおSUVの頑丈さが際立つこととなり、長持ちを考慮するならばオフロードを走らなくともSUVを選ぶのもひとつの考え方である |

そしてアメ車の頑丈さには驚かされる

さて、米中古車ポータルサイト、iSeeCarsが発表した最新の調査結果から「もっとも長持ちするのはトヨタ車であり、欧州車と韓国車は買ってはいけない」ということが明らかに。

同社は4億台以上の自動車、トラック、SUVを調査し、どの車が250,000マイル (402,000km) 走行に達する可能性が高いかというリストを作成していますが、250,000マイルに達する可能性があるのは調査対象の8.6%のみで、250,000マイルを走り切ることができるであろうクルマのトップ10のうちの7台がトヨタもしくはレクサスという結果になっています。

アメリカでは「長持ちするクルマ」の定義は20万マイルである

なお、iSeeCarsによると、(クルマが日常の足として使用される傾向が強い)アメリカでは、長持ちするクルマの定義が「20万マイル走ることができる(一般的には10万マイルで寿命を迎えると考えられているようだ)」。

ただし同社は近年のクルマの耐久性が大きく向上していることを踏まえて今回25万マイルというモノサシを使用したわけですが、結果的に25万マイルを走れる可能性があるクルマはそう多くはなく、しかし今回の調査だとSUVは見た目が頑丈なだけでなく、実際”そのように”作られており、セダンなどの乗用車よりも耐久性がはるかに優れていることがわかっています。

参考までに、SUVが25万マイルに達する可能性は平均で7.8パーセント、しかし平均的なセダンが25万マイルに達する可能性はわずか5.4パーセントにとどまっており、この数字を見ると「悪路を走らないのにSUVの乗るのは無意味である」という(よく言われる)指摘に対するカウンターとなるのかもしれません(SUVには”耐久性が高い”というエクスキューズがある)。

25万マイル(40万キロ)を走破できる可能性が高いクルマ「トップ30」はこちら

  1. トヨタ・タンドラ
  2. トヨタ・セコイア
  3. トヨタ 4ランナー
  4. トヨタ・タコマ
  5. トヨタ・ハイランダー(ハイブリッド)
  6. ホンダ・リッジライン
  7. シボレー・サバーバン
  8. トヨタ・アヴァロン
  9. レクサスGX
  10. シボレー・シルバラード1500
  11. GMC ユーコンXL
  12. シボレー・タホ
  13. ホンダ・パイロット
  14. ホンダ・アコード
  15. GMC シエラ1500
  16. フォード F-150
  17. トヨタ・ハイランダー
  18. 日産 タイタン
  19. GMC ユーコン
  20. ホンダ CR-V
  21. トヨタ・カムリ
  22. フォード・エクスペディション
  23. ホンダ・アコードハイブリッド
  24. 日産 パスファインダー
  25. トヨタ・プリウス
  26. 日産 アルマダ
  27. マツダ CX-9
  28. アキュラ MDX
  29. ホンダ・オデッセイ
  30. ラム 1500

このランキングを見ると、品質調査上位で上位に出てくる韓国車(ヒョンデ、キア)の姿がなく、幅広く日常の足として親しまれているはずのフォルクスワーゲン、そしてプレミアムカーメーカーであるメルセデス・ベンツ、アウディ、BMWの姿がないことがわかります。

加えて、質実剛健な選択肢として知られ、SUVを中心に揃えるスバルの姿も見えず、今回の調査はいささか衝撃的な内容であるとも思います。

参考までに、「25万マイルを走り切ることができる可能性が高い自動車メーカー(ブランド)」だとトヨタ、ホンダ、ラム、GMC、シボレー、レクサス、フォードとなっており(これ以下は25万マイルを迎える前に寿命に達する可能性が高い)、やはり欧州車と韓国車が含まれないという衝撃の結果が明らかになっています。

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