| バイクは構造がシンプルな分、その可能性は無限大である |
それでもここまでカスタムしてしまうという発想がスゴい
さて、バイクはクルマに比較すると構造がシンプル、かつ規制が(国や地域によっては)ゆるいためか「とんでもない」カスタムが登場したりします。
今回紹介するのはスイスのカスタムバイクビルダー、VTRカスタムズによる「スピットファイア」。
同ショップは以前にもユンカース Ju52をモチーフにしたカスタムバイクを公開していますが、戦闘機をモチーフとしたカスタムが得意なのかもしれません。
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VTRカスタムズ「スピットファイア」はこんなバイク
このスピットファイアはその名の通り第二次世界大戦に活躍した戦闘機の名ですが、その下にあるのはBMW R 1200R(結構最近の年式)だといい、ここへ本物のスピットファイアから移植した計器類やスイッチが組み込まれています(リアリティが重要である)。
そしてこのカスタムバイクの製作には数百時間を費やしており、これまでにも様々なバイクを改造してきたVTRカスタムズにおいても「最も複雑なプロジェクトであった」のだそう。
ちなみにボディワークはオールアルミ、そこへリベットが打たれており、「スピットファイア(火を吐く)」の名の通り実際にエキゾーストシステムからは盛大に火を噴きます(インスタグラムへの投稿にて確認可能)。
このボディ(カウル)の中にあるBMW R 1200Rにも大きく手が入り、車高が下げられサスペンションのストロークも大きく詰められることで「低く短く」。
一方でR 1200 R のエンジンと電子機器は、排出ガス規制に準拠するためにそのまま残されており、つまりこれはこの「スピットファイア」がガレージクイーンではなく実際に乗られることを想定しているということを意味しますが、このバイクに乗って街なかを走っていると、この上なく目立つのは間違いなさそうですね。
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参照:RideApart, vtrcustoms