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「スイス初の量産デジタル腕時計」ジラール・ペルゴ「キャスケット」復刻第二弾が登場。今回は”チタン&ゴールド”、なお復刻第一弾はプレミア相場にて取引される

「スイス初の量産デジタル腕時計」ジラール・ペルゴ「キャスケット」復刻第二弾が登場。今回は”チタン&ゴールド”、なお復刻第一弾はプレミア相場にて取引される

Image:Girard-Perregaux

| 復刻第一弾の相場を見るに、この「第二弾」キャスケットの成功も間違いなだろう |

ただしジラール・ペルゴは今回の復刻が「最後」だと語る

さて、ジラール・ペルゴが「1970年代に発売していた」LEDデジタル腕時計の復刻モデル、「キャスケット2.0 チタン&ゴールド」を発売。

これは2022年にも復刻されたキャスケット2.0の「追加」ということになりそうですが、前作と異なるのはセラミック製だったケース(一部チタン)とベルトがチタン製に置き換えられ、それに伴いカラーが変更になったこと。

価格はキャスケット2.0の561,000円から693,000円へと上がっており、しかし素材的には「セラミックのほうが高価」なので、その価格以上の値上げ幅ということになりそうです(セラミックを使用したらあまりに高価になりすぎるため、チタンを素材として選んだのかも)。

なお限定本数は前回と同じ820本、そして前回のキャスケット2.0同様、11月22日の販売開始時には「瞬殺」となるのかもしれません。キャスケット2.0の中古相場は新品価格を超えている

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ジラール・ペルゴ キャスケット2.0 チタン&ゴールドはこんな腕時計

なお、ハミルトン・パルサー(1970年)が「世界初」のデジタル式腕時計ならば、このキャスケット(1976年)はスイス初の量産デジタル式腕時計として知られていて、しかしこの「キャスケット」は当時の愛好家達の間で親しまれていたニックネームです(ロレックス”ペプシ””ハルク”のようなもの)。※ハミルトン・パルサーのずいぶん後にならないと発売されなかったのは、スイスの腕時計協会が機械式腕時計に固執していたためだと思われる

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そして今回のキャスケット2.0 チタン&ゴールドだと、ケース素材はグレード5のち丹精、そして「GP」ロゴやプッシュボタンは18Kイエローゴールド。

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Image:Girard-Perregaux

これらによって(全身ブラックの)キャスケット2.0に比較するとずいぶんエレガントな印象となっており、これは「初代」キャスケットに敬意を表した仕上げです(当時、デジタル式腕時計は非常に高価であり、その価格の納得性を高めるために貴金属が使用されることも珍しくはなかった。これはパルサーも同様である)

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Image:Girard-Perregaux

ちなみにブレスレットの内側にはラバーを使用してフィット感を高めており、バックルもチタン製。

ケースバックにはアールがつけられており、優れた装着感を与えてくれそうですね。

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Image:Girard-Perregaux

搭載されるムーブメントはクォーツ式「キャリバーGP03980」で、ちょっと面白いのは、このムーブメントを「初代」キャスケットに組み込んで復活させることができるという試みで、(おそらく)すでにパーツ供給が終了し、修理が不可能となった初代を所有するオーナーにとっての「朗報」だと言えそうです。

ちなみにですが、「 キャスケット2.0」「キャスケット2.0 チタン&ゴールド」と続いてきた本シリーズではあるものの、ジラール・ペルゴは「今回が最後の復刻」であるともコメントしているため、今回がこの復刻モデルを「新品にて」手に入れる最後のチャンスとなり、よって気になる場合は今すぐ正規代理店に連絡を入れたほうがいいのかもしれません。

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参照:Girard-Perregaux

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