| ただし異常なほど精巧に作られており、制作者の強い情熱が感じられる |
これは確実に「芸術作品」だといっていいだろう
さて、マイアミにて開催されたイベントにて「硬貨で製作された」パガーニ・ゾンダが公開。
一見するとゾンダのボディを硬貨で覆ったように見えますが、これはフルスクラッチで製作された「1:1モデル」であり、つまりは走行できないオブジェです。
見れば見るほどこのゾンダはよくできている
この「コイン製ゾンダ」が運び込まれたのはアメリカ有数のエキゾチックカーディーラー、プレステージ・インポーツ。
ここで盛大にお披露目がなされたわけですが・・・。
その出来栄えには驚かされるばかりで、ボディパネルはもちろん、タイヤやホイール、ブレーキキャリパーやエキゾーストパイプまでもがコインによって再現されています(グリルも取り付けられているが、さすがにこれはコインではない)。
使用されたコインは10万枚だと説明されており、それぞれ溶接されることで面を構成しています。
そしてゾンダのディティールを再現するためにはカーブを付けられたり折り曲げられたり。
ちなみに硬貨を加工することは多くの国では犯罪で、日本だと貨幣損傷等取締法によって硬貨の加工が禁じられています。
参考までに、数年前に「ビートルズが以前にプロモーションのために制作した」硬貨をびっしりボディに貼り付けたクラシックミニがオークションにかけられ、それが広く報じられた際に当局の目に止まり「違法」だとされちょっとした問題となりましたが、この「コイン製パガーニ・ゾンダ」もある種の危険性をはらんでいるのかもしれません。
それはさておき、動画にはこのゾンダのほか、ケーニグセグ、ランボルギーニ、パガーニ、フェラーリ、ブガッティ各モデルほかスーパーカーやハイパーカーが登場し、イベントが大いに盛り上がっていることがわかります。
硬化で制作したパガーニ・ゾンダを紹介する動画はこちら
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