ルイス・ハミルトンがフェラーリへと「初出勤」したのち、F1マシンでフィオラノを走る。「はじめての赤い」レーシングスーツに身を包み、着用するヘルメットは「イエロー」【動画】

Image：Ferrari

｜　さすがはルイス・ハミルトン、「レッドのレーシングスーツ」もよく似合う　｜

ただし「イエローのヘルメット」は意外であった

さて、ルイス・ハミルトンがスクーデリア・フェラーリへと「初出勤」し、関係者と顔を合わせたのち、フェラーリのF1マシンを駆りテストを行うことに。

実際にドライブしたのは2023年のF1を戦ったSF-23ですが、これは「2-4年前のマシンを使用してテストを行うことができる」TPCプログラムに沿ったもので、このほかフェラーリは「プロモーション」「デモンストレーション」など、それぞれ上限走行距離が定められるプログラムを活用し、ルイス・ハミルトンをフェラーリのマシンに「慣れさせてゆく」ものと思われます。※テストとはいえど、ハミルトンのレーシングナンバー「44」が記されている

ルイス・ハミルトンは「初のレッド」に身を包む

なお、ルイス・ハミルトンはメルセデスF1チームに在籍していた頃、2020年に起きた（白人警官が黒人を射殺するという）事件をきっかけとして発生したムーブメント「ブラック・ライブズ・マター」に強く賛同し、それと時を同じくしてメルセデスF1マシンのカラー、そしてレーシングスーツのカラーが「ブラック基調」に。

つまりは相当な（チームに対する）影響力を誇っていたということになりますが、それだけに今回、”ナンバーワンドライバーとして”フェラーリへと移籍した後に自身の主張をどこまで行うのかと注目していたのですが、意外やそこに「ブラック」はなく「ほぼレッド」。

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ルイス・ハミルトン自身も公式インスタグラムへとレーシングスーツを着用する姿を投稿し「初のレッド」とコメントしているので、「フェラーリの赤」に対する憧れがあったことも伺えます（自身の主張よりも”フェラーリであること”を優先した）。

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そしてもうひとつインスタグラムにアップしたのが「イエローのヘルメット」で、これもまたハミルトンにしては珍しく、そしてこのイエローは「フェラーリ本社にあるモデナ市のカラー」、そしてフェラーリのエンブレムの背景にあるカラーでもあり、フェラーリとそれを育んだ土地に敬意を示したものだと思われます（ただし、これらレーシングスーツやヘルメットはテスト時のみに使用するデザインである可能性も）。

ルイス・ハミルトンがフェラーリのF1マシンでフィオラノ・サーキットを走る動画はこちら

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