![マツダ](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2023/08/Mazda-2.jpg)
| 一方でホンダと日産の登録が伸びず、ホンダはこれまでの人気モデルに「陰り」も |
日産そしてスバルは期待できるニューモデルが控えておらず、苦しい日々が続きそう
日本自動車販売協会連合会が2025年1月の国内登録状況を公開。
全体だと前年同月比で110.1%と好調で、メーカー別に見てゆくとトヨタが124,994台を登録し前年比114.2%、次いでホンダが24,389台(87.5%)、日産の22,186台(98.5%)、スズキの11,273台(103.5%)、マツダの9,025台(129.5%)、スバルの7,001台(863%)、三菱の4,148台(147.2%)と続きます。
ここまでの数字で特筆すべきはマツダがスバルを抜いたことで、マツダは常々「スバルを参考にビジネスを展開する」と述べていたので、そのお手本であるスバルを抜いたことには「感無量」なのかもしれません。
なお、マツダの快進撃は日本だけではなく世界中のマーケットでも報じられ、これはひとえにSUV中心に展開したこと、そのSUVに「直6」搭載のラージ商品群を追加したことにあるのだと考えられます。
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2025年1月の国内登録状況はこうなっている
そしてこちらが2025年1月の登録状況ですが、やはり「トヨタ強し」。
ダイハツからのOEM車種の登録が大きく伸びているものの、自前モデルの販売も好調で、アルファードは前年同月比で145.6%、ランドクルーザーは148.6%、ヤリスも134.8%など主力モデルの人気は衰えず。
一方ホンダはフリード(140.5%)の販売が優れる一方、ヴェゼルが70.6%とふるわず、ZR-Vの販売も58.1%にまで落ち込んでおり、かつてはヤリスと熾烈な争いを繰り広げたフィットも20位にまで落ち込んでおり、今後期待できるニューモデルも控えていないため、これからは少し苦労することになるのかもしれません(アルファードやノア/ヴォクシーに対抗できる売れ筋が欲しいところである。ステップワゴンの今後に期待)。
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参照:日本自動車販売協会連合会