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マツダが28年ぶりにブランドロゴ(エンブレム)変更?今までにマツダは4回ロゴの変更を行っており、いずれも大きな方針転換とともにリニューアルされている

マツダがデジタル対応、新しいエンブレム「カモメマーク(フライング M)」を出願。これまでに比較してシャープに、そして高コントラストに

| 今回のロゴ(エンブレム)変更もまた何らかの新しい戦略とともに発表されるのか |

今後のマツダの方向性については大きな注目が集まっている

さて、まだマツダからは公式発表はないものの、日経等が報じたところによると、「28年ぶりに」ブマツダがランドロゴを変更する可能性があるもよう。

なお、このロゴはすでに出願がなされていたもので、スマートフォンやデジタルディスプレイ向けに最適化された「フラットで洗練されたデザイン」となり、1997年に登場したカモメをモチーフにした「M」ロゴ以来、最も大きなデザイン変更となります。

正式発表は105周年記念日の1月30日?

上述の通りマツダはまだこの「新エンブレム」についてコメントを発しておらず、しかしなんらかの発表があるとすればマツダの創業105周年記念日(1月30日)だとも考えられます。

さらに、このエンブレムが「どう」使われるのかもわかっておらず、たとえばBMWのように「新しいプロペラマークはデジタル、アナログにかかわらず2次元のみで使用され、3次元ではこれまでどおりのエンブレム」が使用されるのかもしれず(つまり新旧ロゴが混在)、あるいはほかのいくつかの自動車メーカー同様、完全に、そしてすべての場面においてエンブレムを入れ替えるのかもしれません。

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Image:MAZDA

なお、2024年に発表された「Mazda EZ-6 セダン」には、影やハイライトのない発光式エンブレムが採用されていて、しかし従来のカーブを描いた翼の形状が維持されており、つまり今回変更がウワサされる新エンブレムとは違いがあるため、「ナゾ」はいっそう深まります。

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すでに述べた通り、この新しいエンブレム(ロゴ)は2024年7月に日本の特許庁に商標登録された際に初めてオンラインで確認され、これまでの金属的な質感や立体的なデザインを廃し、より平面的でクリーンなスタイルへと変更されています。

マツダの新ロゴの特徴

  • 外形はより滑らかで、丸みを帯びた形状に調整
  • カモメをモチーフにした翼の部分が、曲線から直線的なデザインへ変更
  • 白地に黒の配色で、シンプルかつ高コントラストなビジュアルに
  • 立体的なハイライトや影がなくなり、よりフラットな印象に

参考までに、マツダのロゴデザインは創業以来、何度か変更されており、大きな変更がなされたのは以下の通り。

  • 1920年創業時のロゴはフライスカッターをモチーフにしたデザイン
  • 1975年には現在も使われるシンプルな「Mazda」フォントが登場
  • 1991年にはダイヤモンド型のロゴに変更
  • 1997年に現在のカモメ型「M」エンブレムが採用

もうひとつ参考までに、近年、自動車業界ではフラットでシンプルなロゴへの移行が進んでおり、マツダもその流れに乗ったということになりますが、過去数年間では、VW、アウディ、BMW、ボルボ、ロータス、シトロエン、ルノー、ニッサン、フォード、ビュイック、ランチア、ランボルギーニ、アストンマーティン、ジャガーなど多くのメーカーが2Dデザインのロゴに変更しています。

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今までの歴史を見るに、マツダはブランドアイデンティティの大きな転換点にあわせてエンブレム(ロゴ)刷新を行っており、よって今回ロゴの変更があるとすれば、なんらかの大きな方向性の変化とともにアナウンスされる可能性も考えられ、その新しい戦略、そしてデジタル時代に適応することになるであろう変化がどのように受け入れられるのかには注目が集まります。

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