
| ボクは飽き性なので「現在のクルマとは異なる」仕様を意図的に選ぶことがある |
今回のフェラーリはちょっと「スパルタン」
さて、ぼくが注文してきた「次なるフェラーリ」。
ボディカラーにはヴィオラホンコン、そしてリバリーにはジャッロ・トリプロ・ストラートを選んだとお伝えしましたが、このカラーコンビネーションは「コントラストが強く」、たとえばロサンゼルス・レイカーズのチームカラーのように非常にスポーティーな組み合わせです。
そしてこういった「コントラストが強くスポーティーな」カラーリングは、「ヒストリックカラー」であるアッズーロ・ディーノを外装に、そして内装にもレトロな「クレマとブルー・スターリング」を選択した(現在乗っている)296GTBとは大きく路線が異なるもので、その理由は単に「296GTBの反動によるもの」。
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またフェラーリを新車で注文してきた。今回のボディカラーはやっぱり「フェラーリらしくない」パープル、そしてリバリーはイエロー
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ボクは続けて同じ選択をすることがあまりない
なお、ぼくは「好きな色」をいくつか持っているものの、特定のカラーを立て続けに選ぶことは多くはなく(2連続まではあるが3連続はない)、「好きな色の中で」あるいは「そのクルマに似合うであろう」色をその時の気分によって選択するようにしています。
そして今回の「パープル」「コントラスト強め」はここ最近選んできたクルマのカラーにはない「インパクトが強い」「スパルタンな」ものであり、これがいまのぼくの「気分」ということに(このところ連続してコントラストが弱いカラーリングを選ぶことが多かったので)。
つまるところ、今回は「何かを変えよう」という意思が強く働き、いままでにないチャレンジを行ってみたということになりますが、これはそのまま「ぼくの人生のチャレンジ」を意味していて、ぼくの人生そのものが新しいステージへと移行しつつあることを意味します。※画像はイメージ
ちなみにですが、ヴィオラホンコンは「スペシャルカラー」となるのでその価格は430万円くらい、リバリーは280万円くらい、さらにドリームラインを入れてしまったのでこれはなんと240万円くらい。
「チャレンジ」にしては高額であり、リセール時には「報われない」投資ではあるものの、ぼくは常々「日和った選択を行わない」ようにしていて、ときには「たとえお金を捨てることになろうとも、自分の意志を貫き通す」ことも。
この理由について説明することは難しく、しかしなんとか例えるならば、「リセールやコストを気にして、妥協した仕様のクルマを注文して納車され、街に繰り出した時、信号待ちで停車してふと隣を見ると、”自分が本当はそうしたかった仕様のクルマ”が並んでいたら」どれだけ後悔するか。
要するに「どうせ大枚はたくのであれば、後悔するような買い物はしたくない」ということで、妥協の産物やなにかの代替品としてモノを購入するという行為は「自分を偽っている」ことにほかならず、「モノに対しても失礼」であると考えています。
そういった理由もあり、ぼくは「買い物をする時」に後悔しないようにしているわけですか、これはメルセデス・ベンツのポリシーである「最善か無か」によく似ているようにも思います(妥協せねばならないようであれば、そもそもそれを買うようなことはしない)。
参考までに、高額なコストを支払って「リバリー」を入れるのは「296GTBにリバリーを入れたことに非常に満足しているから」。
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このリバリーは上述の通り非常に高価であり、その数分の一、あるいは十分の一のコストで「ラッピングによって同じような外観を再現できる」ものの、新車注文時に「オプション」としてぼくがオーダーを入れるのは「フェラーリ純正にこだわりたい」そして「ラッピングだとシートの厚みの分だけ段差が生じる」ため。
もちろんフェラーリのリバリーは「ステッカー」ではなく「ペイント」仕上げで、さらには段差が生じないように職人が丁寧にマスキングと研磨を繰り返しており、その芸術性を尊重する意味でも「純正」にこだわりたいと考えています。
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ホイールには「マットグリジオ・コルサ」
もうちょっと仕様について述べてみると、ホイールは「マットグリジオ・コルサ」。
「マット仕上げのガンメタリック」を想像してもらえばわかりやすいかと思いますが、もしリバリーに「ホワイト」を選んでいたのであればホイールにもホワイトを選んでいたかもしれません。
そのほかブレーキキャリパーは「イエロー」、車体後部の跳ね馬エンブレムは(296GTB同様に)ブラック、そしてリアデッキ上の「Ferrari」エンブレムもブラックです(ここは最近までブラックを選択できなかった)。
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