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| ベントレーはバトゥールに「貴金属」を採用し付加価値を高めている |
この記事の要点まとめ
- 世界初の4つの試み: 3Dプリントによるプラチナ装飾、オーナーのサインを再現したウェルカムランプなど、マリナー史上初の技術を多数投入
- 唯一無二のデザイン: オーナーのソニア・ブレスロウ氏専用色「ブレスロウ・ブルー」を纏った初のトライトーン(3色)外装
- 伝説のW12エンジン: 740馬力を発生する、ベントレー史上最強かつ最後の6.0L W12ツインターボを搭載
- 一生モノの「永遠の車」: 16台限定の中でも、オーナーの情熱とマリナーの職人技が最高次元で融合した1台
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ベントレー・バトゥール「コンバーチブル」初の個体、「One plus One」公開。シートは左右で「色違い」
Image:Bentley | 制作したのはもちろんベントレーのコーチビルド部門「マリナー」 | ベントレーの限定モデルは年々その「カスタム度」が増している ベントレーのコーチビルド部門“マリナー”が ...
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クルマを「所有する」のではなく、「共に創り上げる」。
ベントレーのビスポーク部門、マリナーが「熱狂的なコレクターであるソニア・ブレスロウ氏との共同作業により、バトゥール コンバーチブルの第4号車を完成させた」と発表。
この車両は、単なるラグジュアリーカーの枠を超え、最新テクノロジーと伝統工芸が交差する「アート」そのものとなっており、ここでその詳細を見てみましょう。
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ベントレーが少量限定モデル「バトゥール」の内装に18Kゴールドを最大210g採用すると発表。そのぶんだけでなんと1,827,000円に
| これら18Kゴールドのパーツは環境負荷を考慮し「リサイクル」にて作られるそうだ | 将来的にベントレーは貴金属の拡大採用を検討しているようだ さて、ベントレーが103年ものベントレーの歴史の中で最 ...
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バトゥール コンバーチブル #4 の概要と「4つの世界初」
今回の第4号車は、マリナーのコーチビルド・シリーズにおいて、これまでで最も緻密にキュレーションされた1台だと紹介されており、特筆すべきは、ベントレーが初めて採用した4つの画期的なカスタマイズ要素です。
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驚愕のカスタマイズ・スペック
| 項目 | 内容・詳細 |
| 【初】3Dプリント・プラチナ | ステアリングのセンターマーカーと空調ノブ(オーガンストップ)に採用 |
| 【初】トライトーン外装 | 専用色「ブレスロウ・ブルー」を含む3色使い。6mmのシルバーラインが特徴 |
| 【初】カラーマッチ・ルーフ | ボディ色に合わせ、ソフトトップのキャンバス地を専用色で製作 |
| 【初】署名ウェルカムライト | 41万5,800個の微細なミラーを用い、オーナーの署名を地面に投影 |
| パワートレイン | 6.0L W12ツインターボ(ハンドメイド) |
| 最高出力 | 740 bhp (ベントレー史上最強) |
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細部まで宿るオーナーの情熱と職人技
エクステリア:終わりのないボンネット
エクステリアにおける特徴だと、まずはフロントからリアへと流れる「エンドレス・ボンネット」のデザインを強調するため、明るいシルバーの極細ライン(6mm)が施されていること。
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そしてホイールも大胆かつ繊細なカラーにて彩られ・・・。
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ルーフを閉じればボディと一体化するブルーの帆が美しく・・・。
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ルーフを開ければ「エアブリッジ」と呼ばれるシート後方の造形が同じブルーで姿を現し、完璧な視覚的連続性を生み出しています。
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インテリア:秋の色彩と貴金属の輝き
室内はタン(茶褐色)とキャラメルの暖色系でまとめられ、外装のブルーがアクセントとして絶妙に配置され・・・。
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- 3Dプリント・プラチナ: 従来のゴールドに代わり、より希少なプラチナを3Dプリント技術で成形。指先で触れる部分に究極の質感を提供する
- 火山(バトゥール)のモチーフ: 車名の由来となったバリ島の「バトゥール山」の輪郭がディープパイルのフロアマットに繊細に刺繍されている
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そしてバトゥール山の輪郭はシートやトノカバーにも再現されています。
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W12エンジンの有終の美
このバトゥール シリーズは、ベントレーの象徴であった「W12エンジン」への”スワンソング”。
20年以上にわたりベントレーの心臓部として君臨したW12エンジンは2024年夏に生産を終了していますが、この第4号車に搭載されている740馬力のエンジンは、その長い歴史の中で最も洗練され、かつ最もパワフルな最終進化形です。
今後、ハイブリッドそして電気自動車へと舵を切るベントレーにおいて、この12気筒の咆哮は将来的に計り知れない歴史的価値を持つことになるものと思われます。
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ベントレーが「2024年4月をもってW12エンジンの生産を終了させる」と発表。最終バージョンはバトゥールに搭載される750馬力版、30年の歴史の幕が閉じる
| ベントレーのW12エンジンはこの20年間で出力は37%、トルクは54%向上し、一方で排出ガスは25%削減 | このエンジンが失われるのはあまりに惜しいが さて、ベントレーが2024年4月に12気筒 ...
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結論|顧客とメーカーが共に描く「ラグジュアリーの未来」
「このバトゥールは、一生手放さない『永遠の車』です」と語るオーナーのブレスロウ氏。彼女のガレージには、マリナーが手がけた「バカラル」や「ブロワー・コンティニュエーション」も並んでいるのだそう。
このバトゥール「#4」を見ても分かる通り、ベントレーのマリナー部門は、単に豪華なクルマを作るだけでなく、顧客の「夢」をカラーや素材、技法をもって具現化するパートナーへと進化しています。
そしてこの第4号車の完成は、超高級車市場における「パーソナライゼーション(個人化)」が新たな次元に達したことを象徴しており、ベントレーの新しい可能性を示唆する存在でもあると考えられます。
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