
| 先般よりオンライン上では車両が公開されていたが |
この記事のポイント
- 異色の3国同盟: ドイツの最高峰エンジニアリング、ザガートの美学、フォード製V8が一つに。
- 絶滅危惧のアナログ仕様: 900馬力を「5速MT」で操る、時代に逆行した真のドライバーズカー。
- 超希少な19台限定: 価格は約5.2億円(350万ドル)。すでに残席わずかの争奪戦。
-
-
ザガート×カプリコーン、新型ハイパーカーを発表へ。ガルウイング採用のアナログマシン、19台限定で2026年から生産開始
Image:Zagato(Instagram) | ザガートが新ハイパーカーを発表予定 | 「アナログ」なハイパーカーには一定の需要があり、コーチビルダーにとっては大きな市場に ピニンファリーナやベ ...
続きを見る
3カ国の魂が結集。「カプリコーン01ザガート」の正体
世界中の富裕層が注目するパリの「レトロモビル」にて、鮮烈なイエローを纏った最新ハイパーカーがベールを脱ぐこととなり、その名は「カプリコーン01ザガート」。
このクルマは、F1やル・マンで活躍するパーツサプライヤー、ドイツのカプリコーン(Capricorn)が初めて自社ブランドで放つハイパーカーで、デザインはイタリアの至宝「ザガート」が担当し、心臓部にはアメリカが誇るフォード製V8を搭載。まさに自動車界のドリームチームによる「走る芸術品」ともいうべき1台に仕上がっています。
狂気のスペック:900馬力を「右手のシフト」で手なずける
現代のハイパーカーがパドルシフトや電化に走る中、この01ザガートは驚くほど「アナログ」にこだわっています。
搭載される5.2リッターV8スーパーチャージドエンジンは、カプリコーンの手によって内部パーツ(クランクシャフト、ピストン等)まで徹底的に強化されることで900馬力を発生。※パワー、トルクともに、ノンハイブリッドでは「信じがたい」レベルに達している
これを5速マニュアル・トランスミッションで操るという、現代ではあり得ないほど刺激的なパッケージを実現しています。
カプリコーン01ザガート 主要スペック
| 項目 | 詳細仕様 |
| パワーユニット | 5.2L V8 スーパーチャージド(フォード製ベース) |
| 最高出力 | 900 PS (888 hp) |
| 最大トルク | 1,000 Nm |
| トランスミッション | 5速マニュアル(ドッグレッグ式) |
| 乾燥重量 | 1,200 kg 未満 |
| 0-100km/h加速 | 3.0秒未満 |
| 最高速度 | 360 km/h |
| 生産台数 | 世界限定 19台 |
| 予定価格 | 約295万ユーロ(約5.4億円〜) |
デザインと内装:ザガートの象徴「ダブルバブル」が躍動
外観は一目でザガートと分かる「ダブルバブルルーフ」を採用。
ガルウィングドアを開けると、そこにはデジタルスクリーンに頼らない、本物のダイヤルとメーターが並ぶ「アナログの極致」とも言えるコクピットが広がっており、上質なレザーやアルカンターラ、織り目の見えるカーボンファイバーとのコントラストは「まるでレーシングカーのような緊張感と、ハイブランドのバッグのような気品」を両立させているかのようですね。
F1を支える黒衣「カプリコーン」の凄み
「カプリコーンなんて聞いたことがない」と思うかもしれませんが、実は彼らはポルシェのLMP1マシンや、F1界のメルセデス、ロータスなどに超軽量パーツを供給してきた「プロに選ばれるプロ」集団。※デ・トマソP72やP900の開発と生産を請け負ったのもカプリコーン
そんな彼らが、フェラーリやブガッティといった巨人に真っ向勝負を挑むために作ったのがこのカプリコーン01で、1,200kgを切る超軽量ボディは、彼らが培ったカーボン成形技術の結晶ともいえる”究極の作品”です。
結論:5.4億円を払っても手に入れたい「最後の純粋性」
カプリコーン01ザガートは、単なる速いクルマではなく、電子制御で「乗せられる」ことを拒んだドライバーが自分の手足で900馬力をねじ伏せる、古き良き時代の「興奮」を現代の技術で再構築した一台。
デリバリーは2026年中の開始を予定しており、限定19台の残り枠はすでにカウントダウンに入っているとのことなので、もし5億4000万円の予算を持っていて、究極の「運転の楽しさ」を求めているなら、迷っている暇はないのかもしれません。
合わせて読みたい、関連投稿
-
-
生産わずか19台、レーシングカービルダーとザガートが生んだ「Capricorn 01 Zagato」登場。900馬力・5速MT・アナログハイパーカーの新星が誕生する
Image:Capricorn Group | 「ザガート」だけにそのデザインはお墨付き | レーシング界の巨匠カプリコーンがついに「自社ブランド車」を発表 ドイツの老舗エンジニアリング企業カプリコー ...
続きを見る
-
-
これはもうなにか異形の生物だな・・・。デ・トマソP900の「V12エキゾーストシステム」の形状が自動車パーツとは思えないレベルに達する
| やはり新生デトマソの親会社、ITVはやることが違う | この記事の要約(ハイライト) 異形のエキゾースト:映画『エイリアン』の造形物のような、複雑怪奇で巨大なエキゾーストシステムの実写が公開 驚異 ...
続きを見る
-
-
伝説の復活。デ・トマソ P72が正式公開:700馬力V8搭載のレトロ・スーパーカーがついに誕生、「新興スーパーカーメーカー」が”空想上の産物”ではないことを証明
Image:De Tomaso | 【目を引くデザイン】デ・トマソ P72はレトロと現代が融合した美しきスーパーカー | 数々の困難に打ち勝って「6年をかけ」ようやく市販化 De Tomaso(デ・ト ...
続きを見る
参照:Capricorn











