
Image:Mercedes-Benz
| 日本では馴染みがないメルセデス・ベンツ「マルコ・ポーロ」ではあるが |
メルセデス・ベンツが誇る究極のキャンピングカー、「マルコポーロ」が2026年モデルでさらなる進化を遂げています。
今回のアップデートは単なる機能追加にとどまらず、ドイツのルドルヴィヒスフェルデ工場に専用の生産ラインを新設して内装の細部に至るまで「純メルセデス製」の品質を追求。旅先でも自宅のようなくつろぎを約束する、まさに“移動する別荘”へと生まれ変わりました。
記事のポイント(要約)
- 品質の「内製化」: 初めて車両から内装までメルセデス自社工場で一貫生産。精度と信頼性が飛躍的にアップ。
- 革新のルーフ: 剛性と断熱性に優れた「アルミ製ダブルシェル・ポップアップルーフ」を採用し、居住性が向上。
- スマート化の加速: 照明、サウンド、サンルーフまでスマホで一括操作できる最新「MBAC」システム。
- 次世代への布石: 2020年代末の完全電動化に向けた新アーキテクチャー「VAN.EA / VAN.CA」構想も発表。
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旅先を「わが家」に変える、メルセデス・ベンツの哲学
新型マルコポーロのキーワードは「Willkommen zu Hause(おかえりなさい)」。
Vクラスをベースにしたコンパクトな外寸はそのままに、メルセデス・ベンツは居住エリアに2,700個以上の改良パーツを投入。
これまでは外部委託も含まれていた(キャンプ仕様への)架装工程を、ドイツの自社工場内に新設した「マルコポーロ専用ホール」へと集約したともアナウンスされており、これによって高級セダンと同等の厳格な品質管理がキャンピングカーにも適用されることとなっています。
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詳細:進化を遂げた「5つ」の快適機能
新型マルコポーロには、旅の質を劇的に変えるスマートなアップデートが施されており・・・。
1. 新設計のアルミ製ポップアップルーフ
従来よりも軽量かつ堅牢なアルミ製ダブルシェル構造を採用。断熱性が向上し、季節を問わず快適な睡眠が可能です。後方の立ち上がりが10cm高くなったことで、ルーフ内での開放感が大きく増している、とのこと。
2. インテリジェントな照明とサンルーフ
ルーフ周囲に統合されたLEDアンビエントライトは、気分に合わせて暖色から寒色まで自在に変更可能。新採用のガラスサンルーフからは、夜空を眺めながら眠りにつく贅沢な体験を提供します。
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3. 進化したスマートホーム機能「MBAC」
Mercedes-Benz Advanced Control (MBAC) がさらに賢くなり・・・。
- 一括操作: 照明、サウンド、冷蔵庫、ポップアップルーフの開閉をダッシュボードの液晶やスマホアプリから操作。
- オーディオ: 8スピーカー+サブウーファーの専用サウンドシステムを搭載。Bluetoothによりエンジン停止中も高音質を楽しめる。
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4. ユーザー目線の細かな改良
- マグネット式カーテン: コクピットに瞬時に取り付け可能な新遮光コンセプト。
- 柔軟なサイドオーニング: 洗車時などに簡単に着脱できるよう、取り付け構造を一新。
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車種概要:2つのバリエーションと未来のアーキテクチャー
マルコポーロは、ユーザーの旅のスタイルに合わせて2つのモデルが用意されています。
主要ラインナップ比較
| モデル名 | 特徴 | ターゲット |
| Marco Polo | キッチン、クローゼット、ベッド完備のフル装備。 | 長距離のロードトリップや本格キャンプに。 |
| Marco Polo HORIZON | キッチンなしの5〜7人乗り。広大なベッドスペース。 | 週末のレジャーや日常使い、多人数移動に。 |
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次世代プラットフォーム「VAN.EA」と「VAN.CA」
メルセデスは2026年以降、全てのバンを新しいモジュラー・アーキテクチャーへ移行させますが・・・。
- VAN.EA: 完全電動化(EV)に特化したプラットフォーム。
- VAN.CA: 高効率な内燃機関(ガソリン/ディーゼル)専用のプラットフォーム。
2020年代末には、マルコポーロもこの新世代アーキテクチャーをベースにした完全電動モデルへと進化する予定。
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結論:日常と非日常をシームレスに繋ぐ一台
新型マルコポーロは、単なるキャンピングカーではなく、メルセデス・ベンツが自社の技術と誇りを注ぎ込み、伝統的なクラフトマンシップとデジタル利便性を融合させた「プレミアムなライフスタイルツール」。
どこへ行っても「自分の居場所」がある安心感。
星空の下で目覚め、最高級のサウンドで一日を始める。そんな夢のような旅を、新型マルコポーロが現実のものにしてくれます。
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