
| まさか600台しか存在しないデイトナSP3が14台も一箇所に集まるとは |
この記事の要約(3つのポイント)
- 米国の有名ディーラー「ミラー・モーターカーズ」にて、超希少なフェラーリ「デイトナSP3」が14台も集結する歴史的イベントが開催される
- 最大の目玉は、チャリティオークションで約2600万ドル(約39億円)という記録的な価格で落札された「最後の1台(599+1エディション)」
- パガーニ・ゾンダC12(約1000万〜1250万ドル相当)や、伝説のクラシックカー「365 GTB/4 デイトナ」など、クルマ好きの心を揺さぶる名車たちが多数動画に登場
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1台でも実車を目にすることがあれば、それは「奇跡」である
米国コネチカット州グリニッジにある名門ディーラー「ミラー・モーターカーズ(Miller Motorcars)」のフェラーリ・ビルディングにて「デイトナSP3が14台も一堂に会する」というとんでもないイベントが開催。
デイトナSP3は「1台でも見かけることが奇跡に近い」、数億円というプライスタグを提げるハイパーカーですが、今回なんとこれが「目の前に14台」。
今回はYouTubeチャンネル「LRF Cars」のレポート動画をもとに、この信じられないようなスーパーカーイベントの全貌を見てみましょう。

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フェラーリ デイトナSP3を見ようと多くのファンが集まる
あいにくの悪天候にもかかわらず、新車価格で約3.5億円、セカンダリーマーケットでは約600万ドル(約9億円)とも言われるデイトナSP3を一目見ようと詰めかけた多くのエンスージアストで会場は熱気に満ちており、実際に様々なカラーリングや「テーラーメイド」にてカスタムされたデイトナSP3が並ぶ姿は圧巻の一言。
シルバー、レッド・オン・レッド、ビアンコ(ホワイト)にシルバーストライプが入ったものから、ブルー・オン・イエローまで、オーナーたちのこだわりが詰まった最高級のアート作品のようなクルマたちが並んでいます。

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そしてこのイベントにおける最大のニュースは、なんといっても「2600万ドル(約39億円)で落札された最後のデイトナSP3」。

昨年8月、カリフォルニア州で開催されたモントレー・カー・ウィークのRMサザビーズ・オークションにて落札された個体であり、この車両はチャリティのために特別に製造された正真正銘の「ワンオフ」モデル、”テーラーメイド 599+1 エディション”です。※デイトナSP3として最後に製造された1台
マクラーレンF1の過去の落札価格をも凌ぐ、21世紀で最も高価な車のひとつとなったこのモデルは、チャリティという素晴らしい目的のために出品され、世界中に驚きをもたらすこととなっています。
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会場に集結した主要車種の特徴
そこで今回のイベントに集結したデイトナSP3、そして登場したクルマにつき、動画内で確認できる特徴やスペック、市場価値をまとめると以下の通り。
【フェラーリ デイトナSP3の個性的な仕様】
- 599+1 エディション(2600万ドル落札車): グレーカーボンボディにイエローのアクセント。左右のドアにフェラーリのロゴが半分ずつ描かれたダブルサイドデザイン
- RMコレクション所有(ゼッケン23番): マルーン(えんじ色)のカーボンファイバーに、ブルーのホイールとブルーの内装。最高に美しいとの呼び声も高い一台
- マゼンタ(レッド系)カーボン仕様: シルバーストライプが入り、ブラウン(またはグリーン)の内装を組み合わせた非常にユニークな一台
- ビアンコ(ホワイト)仕様: シルバーストライプとマルーンの内装。カーボンファイバーの美しさが際立つ

【その他の展示車両】
- パガーニ ゾンダ C12s: ブルーの美しいボディ。推定価値は1000万〜1250万ドル(約15億〜19億円)
- フェラーリ 365 GTB/4 デイトナ: 1960年代後半〜70年代を代表するV12気筒のクラシック名車(ランボルギーニ・ミウラのライバル)。状態が良ければ50万〜60万ドル、希少な「スパイダー」モデルなら350万ドル(約5.2億円)もの価値がつく
- マクラーレン P1: グレーのカーボンファイバーにオレンジのストライプが施された美しいハイパーカー

14台のフェラーリ「デイトナSP3」、そしてパガーニやマクラーレンといった夢のハイパーカーが集結したこのイベント。
2600万ドルという途方もない金額がチャリティとして動いたこと、そして往年の名車「365 GTB/4 デイトナ」から最新の「デイトナSP3」へと受け継がれるV12エンジンのヘリテージ(遺産)は、自動車という存在が持つ芸術性、そしてコレクターたちの尽きない情熱を物語っています。

ぼくらがこうした車を実際に所有することは(非常に)難しいかもしれませんが、自動車文化が到達したひとつの「究極の形」を見ることで、新たなインスピレーションや気付きを得ることができるはず。
そういった意味では、このようなクルマたちを見る機会があり、そこに居ることができるというのは非常に幸運なことだとも思います。

14台ものフェラーリ・デイトナが集結したイベントの様子を収めた動画はこちら
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