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メルセデス新型「Cクラス EV」誕生発表。その内容はまさに「リトルSクラス」、新型Cクラスでは「グリルが小さく」、しかしライバルのi3では「グリルが大きく」

メルセデス・ベンツ Cクラスのフロント(走行)

Image:Mercedes-Benz

| メルセデス・ベンツの「稼ぎ頭」だけに最新・最高の装備が与えられ、BMW i3にとっては「悪夢」そのものか |

この記事の要点

  • 次世代EVセダン: メルセデス・ベンツが「最もスポーティなCクラス」と断言する初のフルEV版が登場
  • 圧倒的デジタル体験: 39.1インチの「MBUXハイパースクリーン」をクラス初採用
  • BMWへの宣戦布告: BMWの次世代EV「i3(ノイエ・クラッセ)」の最大のライバルとして、航続距離・豪華さで真っ向勝負
メルセデス・ベンツ Cクラスのリヤビュー(走行)

Image:Mercedes-Benz


Cクラスが「電気」で生まれ変わる

メルセデス・ベンツの屋台骨である「Cクラス」がついに完全電動化を果たしてデビュー。

今回発表された「C 400 4MATIC Electric」はこれまでのEQシリーズ(EQE/EQS)で苦戦を強いられたメルセデスがその反省を活かし、「美しさ」と「官能性」を詰め込んだ意欲作です。

メルセデス・ベンツ Cクラスのフロントグリル

Image:Mercedes-Benz

最大のライバルは同時期に登場するBMWの次世代EVセダン「i3」であることは間違いなく(これはガソリン時代からの構図でもある)、バイエルンの宿敵が放つ“ノイエ・クラッセ(新世代)”にとって、この新型Cクラスはまさに「悪夢」のような存在になるかもしれません。

ここで「BMWを悩ませる」新型Cクラス”EV”野詳細を見てみましょう。

メルセデス・ベンツ Cクラスのリヤ(テールランプ発光)

Image:Mercedes-Benz


新型メルセデス・ベンツ Cクラス:クラスを超えた「贅沢」と「技術」の融合

新型CクラスEVは、ただの「Cクラスの電気版」ではなく、その中身は、もはや「小さなSクラス」と呼ぶにふさわしい仕上がりに。

以前のメルセデス・ベンツは「クラスごと」に装備の優劣をつけていたものの、ここ最近だと「新しいモデルから順に」最新かつ最高の装備を投入するように変化していて、これは「競争が厳しくなったこと(出し惜しみできない)」、そしてクルマが「物理的な機械からデジタルへ」と移り変わっていることを端的に意味する事実であるようにも思えます。

新型メルセデス・ベンツ Cクラス EVのインテリア(ダッシュボード)

Image:Mercedes-Benz

1. 圧巻のデジタル・コクピットとインテリア

まず、このCクラスで注目すべきはダッシュボードを端から端まで埋め尽くす39.1インチの「MBUXハイパースクリーン」。

1,000以上のローカルディミングゾーンを持つ高精細ディスプレイは、BMW i3が採用するミニマルなデザインとは対照的な、そして圧倒的な没入感を提供することとなり、BMWの「インテリジェント」に対してメルセデス・ベンツは「見た目の迫力」で勝負してきたようですね。

メルセデス・ベンツ Cクラスのインテリア(MBUX)

Image:Mercedes-Benz

新型メルセデス・ベンツ Cクラス EVのインテリア(ダッシュボード)
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この没入感は凄まじく・・・。

メルセデス・ベンツ Cクラスのインテリア

Image:Mercedes-Benz

そしてシート表皮のパターンも新しくなり、すでに「(新型GLC同様に)ヴィーガン認証インテリア」が導入されることも明かされています(従来通りのレザーインテリアもラインアップ)。

メルセデス・ベンツ Cクラスのインテリア

Image:Mercedes-Benz

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2. 空力と美しさを両立するインテリア

そしてこの迫力満点のエクステリアを持つにもかかわらず、空気抵抗係数(Cd値)は驚異の0.22に抑えられている点にも要注目。

クーペのような流麗なシルエットに加え、1,050個のライトエレメントで構成されたイルミネーション・グリルが夜の街で唯一無二の存在感を放ちます。

メルセデス・ベンツ Cクラスのフロント(スタジオ、静止)

Image:Mercedes-Benz

リヤはコンセプトAMG XXっぽいデザインを持ち、これが今後のメルセデス・ベンツのセダンにおける「標準」となるのか、あるいは「EV」の象徴的デザインとなるのかは気になるところ。

メルセデス・ベンツ Cクラスのリヤ正面(静止、スタジオ画像)

Image:Mercedes-Benz

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ちなみにフロントにはちょっとしたトランクスペースあり。

メルセデス・ベンツ Cクラスのフロントトランク

Image:Mercedes-Benz


スペック比較:C 400 4MATIC vs BMW i3(ノイエ・クラッセ)

項目メルセデス C 400 4MATIC ElectricBMW i3 (Neue Klasse) ※予測含む
最高出力482 hp未公表
0-100km/h(60mph)3.9秒未公表
航続距離 (WLTP)約762 km 約905 km
主な装備39.1インチ ハイパースクリーンパノラミック・ビジョン
走行技術後輪操舵(最大4.5度)次世代シャシー・コントロール

新型CクラスEVにて特筆すべきは「クラス初」となる「後輪操舵(リアアクスルステアリング)」の採用で、最大4.5度後輪が切れることによって最小回転半径はわずか11.2mに抑えられ、狭い都市部での取り回しと高速域でのレーンチェンジの安定性を極めて高いレベルにて両立しています。

メルセデス・ベンツ Cクラスのサイド(路上、静止)

Image:Mercedes-Benz


アメリカから始まる「EVセダン」の逆襲

特筆すべきは、この新型CクラスEVが「(中国ではなく)米国市場から先行導入」されると発表されていることで、これは現在プレミアムEVセダンの選択肢が限られている北米で一気にシェアを奪う戦略を意味します。

そしてメルセデス・ベンツは今回、自動運転レベル3からは一歩引き、より実用的な「レベル2」の運転支援システム「MB.DRIVE ASSIST PRO」を搭載していますが(これによってコストも大きく下がる)、その一方で”AIによる学習機能とARナビゲーション”により、混雑した都市部でもストレスのないドライブを約束するとアナウンスされており、少しその方針に変更が生じたのかもしれません。

メルセデス・ベンツ Cクラスのサイド(路上、静止)

Image:Mercedes-Benz


「先進のメルセデス」か「革新のBMW」か?

メルセデス・ベンツは、この新型CクラスEVを「史上最もスポーティなCクラス」と表現し、3.9秒で100km/hに到達する加速力、Sクラス譲りの豪華なインテリア、そして航続距離への不安を払拭する急速充電性能(10分で202km走行分を回復)によってBMW i3へと挑むことに。

そして「永遠のライバル」でもあるCクラスと3シリーズとが「ここまで大きく」性格を分けたことはないようにも思われ、その勝敗の行方は気になるところでもありますね。

さらに両者とも最新モデルでは「BMWはグリルを小さく、メルセデス・ベンツではグリルを大きく」という、これまでとは反対の戦略を採用したことも特筆すべき点かと思います。

メルセデス・ベンツ Cクラスのヘッドライト

Image:Mercedes-Benz

  • メルセデスを選ぶ理由: 「ハイパースクリーン」に代表される圧倒的な豪華さと、後輪操舵による魔法のようなハンドリングを求めるなら。
  • BMWを待つ理由: BMWが謳う「最大900km超」の航続距離と、ノイエ・クラッセ特有のミニマリズムを信じるなら。
JUN
JUN
ボク的にはノイエクラッセに一票

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参照:Mercedes-Benz

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