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ランボルギーニ「レヴエルトSV」は予想よりも早くこの夏にも発表?サーキットを支配する“超戦闘型”フラッグシップ、限定台数は1963台か

ランボルギーニ・レヴエルトのイラスト

| フラッグシップ登場から2年、サンターガタが放つ次なる一手 |

ここしばらく遠ざかっていた「ニュルブルクリンク最速」への挑戦に期待がかかる

ランボルギーニの現行フラッグシップ、レヴエルトが世界に衝撃的なデビューを果たしてからはや2年。

伝統のV12エンジンと3基のエレクトリックモーターを融合させ、異次元の加速と新時代の電動四輪駆動システムを提示したこのスーパーカーですが、ファンやコレクターの間で囁かれていたのが「次なる進化版(ハードコア仕様)はいつ登場するのか」という期待です。

そして今回、The Sypercar Blogが報じた情報によると、その期待は予想よりも早く現実のものとなりそうで、歴代の12気筒モデルに冠されてきた伝説の称号「SV(SuperVeloce=超高速)」を冠した「レヴエルトSV」が、2026年後半の公式発表に向けてカウントダウンを始めているとのこと。

ここでは、イタリアで目撃された最新のプロトタイプ情報やスペックの予想、そして歴代モデルの周期から読み解くランボルギーニの今後の戦略までを考察してみたいと思います。

ランボルギーニ・レヴエルトのテールパイプ
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この記事の要約

  • 伝説の「SV」が復活へ: ランボルギーニの次世代V12プラグインハイブリッド(PHEV)スーパーカー「レヴエルト(Revuelto)」のデビューから約2年。サーキット性能を極限まで高めたハードコアモデル「SV(スーパーヴェローチェ)」が早くも年内に世界初公開されるとの情報が浮上※「SV」は現時点だとあくまでも「仮称」
  • VIP向け極秘内覧会は今月開催?: 今月中に一部のトップクライアント限定のプライベートな先行公開が行われ、その後、一般向けのグローバルデビューを果たすロードマップが噂される
  • 固定式リアウイングと空力の大幅強化: イタリア国内やニュルブルクリンクでは、すでに開発車両(プロトタイプ)の目撃が相次いでおり、標準モデルのアクティブスポイラーに代わる「大型固定式リアウイング」やディフューザーの刷新が確認されている
  • 1,000馬力オーバーのさらなる領域へ: 6.5リッター自然吸気V12エンジンに3基の電気モーターを組み合わせたシステム出力は標準仕様の1,015馬力(1,001hp)からさらなるアップデートが加えられ、圧倒的なトラックパフォーマンスを発揮する見込み

カモフラージュに隠された「固定式ウイング」と極秘内覧会の噂

囁かれる噂の中で最もエキサイティングなのは、一般公開に先駆けて今月中にもVIP顧客を対象とした極秘の内覧会(プライベートショー)が開催されるという点で、ランボルギーニは重要な限定モデルを発表する際にはこの手法を好んで用いており(フェノーメノでもそうだった)、その後に一般向けの世界初公開の舞台となるのは毎年8月にアメリカで開催され、世界中の富裕層やコレクターが集う「モントレー・カー・ウィーク(Monterey Car Week)」内のイベント「ザ・クエイル(The Quail)」、あるいはペブルビーチ・コンクール・デレガンスとなるもよう。

牙を剥いた開発車両が物語る「サーキットへの執念」

すでにイタリア・イモラ・サーキットやドイツ・ニュルブルクリンクでは派手なカモフラージュを施した謎のレヴエルトのテストカーが激しい全開走行を行っている姿がスクープされており、その車体には「Attenzione: Macchina Veloce(注意:高速車両)」という、開発陣の遊び心と自信が垣間見える警告ステッカーが貼られていて、ここからもレヴエルトSVが規格外のパフォーマンスを持つであろうことが想定されます(ぼくとしては、ニュルブルクリンクへの挑戦を期待したい)。

なお、標準仕様のレヴエルトは速度やドライブモードに応じて自動で角度を変える「アクティブ・リアスポイラー」を採用し、普段の扱いやすさと空力性能を両立していますが、目撃されたプロトタイプの車両後方にはそびえ立つ「大型の固定式リアウイング」が堂々と鎮座しており、これは街乗りでのエレガンスを削ぎ落としてでもサーキットでの圧倒的なダウンフォースとコーナリングスピードを追求する「SV」ならではの確固たる証拠(あるいは信念)と言えそうです。

ランボルギーニ レヴエルトSV:車種概要

レヴエルトSVに期待されるスペックや、これまでの伝統に基づく仕様、ハイパーカー市場における立ち位置を整理してみると・・・。

■ レヴエルトSV(予測仕様)vs 標準モデル スペック比較

項目レヴエルト(標準仕様)レヴエルトSV(予測・噂)
パワートレイン6.5L V12 NA + 3基の電気モーター6.5L V12 NA + 3基の電気モーター(制御リファイン)
システム最高出力1,015 PS(1,001 hp)1,015 PS 〜 1,065 PS以上(※一部では1,200hp超の噂も)
トランスミッション8速デュアルクラッチ(DCT)8速デュアルクラッチ(サーキット向けに変速ロジックを最適化)
駆動方式電子制御4WD(E-4WD)電子制御4WD(トルクベクタリングをさらに攻撃的にチューン)
エアロダイナミクスアクティブ・リアスポイラー大型固定式リアウイング、ディープフロントリップ、大型ディフューザー
サスペンション電子制御マグネティフレオロジカルサスペンションサーキット専用に新開発された、より硬く引き締まった足回り
軽量化1,772 kg(乾燥重量)各部へのカーボンファイバー多用により数十kgの軽量化

市場での位置付け:フェラーリSF90 XXへの強烈なカウンター

標準のレヴエルトでもすでに1,000馬力を超えているため、純粋な最高出力をこれ以上大幅に引き上げる”必要性”は低いと考えられ、かつランボルギーニの「SV」の真髄はパワーによる数値そのものではなく、徹底的な「軽量化」と「ハンドリングのシャープさ」にあり、よってランボルギーニはここを徹底的に追求してくる可能性も。

カーボンファイバー(Forged Composites)をさらに広範囲に使用して車重を削ぎ落とし、フロントバンパーやリップスポイラー、リアディフューザーの形状を全面的に見直すことで空気抵抗を抑えつつ冷却効率とダウンフォースを最大化するであろうことが考えられ、これはライバルであるフェラーリが(SF90ストラダーレをベースにサーキット特化型として)リリースした限定車「SF90 XX」に対する、ランボルギーニからの直接的かつ強烈な回答(カウンター)となりそうです。

アヴェンタドールSVの歴史から見る、ランボルギーニの黄金周期

ちょっと早いようにも思えるものの、レヴエルトSVの登場タイミングは非常に理にかなっていると考えられ、その理由は、先代モデルである「アヴェンタドール(Aventador)」が辿った歴史的なリリースサイクルを振り返ると、より明確に理解することが可能です。

伝統的な「4年目の進化」を前倒しする電動化の波

  • 2011年:アヴェンタドール LP700-4 発表(ベースモデル)
  • 2015年:アヴェンタドール SV(スーパーヴェローチェ)発表 (4年後)
  • 2023年:レヴエルト 発表(新世代ベースモデル)
  • 2026年:レヴエルト SV 発表予測 (3年後)

先代アヴェンタドールでは、ベースモデルの登場からハードコアな「SV」が導入されるまでに4年の歳月を要しており、しかし今回のレヴエルトは、登場からわずか3年足らず(開発期間を含めると約2年強)でSVの足音が聞こえてきています。

このスピード感の背景には、近年のハイパーカー市場の競争激化と、パワートレインの「電動化(PHEV化)」が存在していると考えられ、モーターの制御やソフトウェアのアップデートにより、ガソリンエンジンだけでパワーアップを模索していた時代よりも、車両のキャラクター特性(ストリート重視か、サーキット重視か)を劇的に、かつ素早く変化させることが可能になったことが関係しているのかもしれません(あるいは、周囲の新加速度が速くなり、それらへの対応の必要が生じた)。

ブランド創設「63周年」を祝うメモリアルモデルの可能性

海外の熱心なコレクターたちの間ではこのレヴエルトSVが「世界限定1,963台」、あるいはさらに絞った台数で販売されるのではないかという噂が囁かれていて、「1963」とはランボルギーニがイタリア・ボローニャで産声を上げた創業の年。

つまり2026年はブランド創設からちょうど63周年の節目に相当し、ランボルギーニはこれまでも「アヴェンタドールSVJ 63」など、創業年にちなんだ特別な限定車を仕掛けてきたという実績も。

よって今回のレヴエルトSVも、単なるニューモデルの追加というよりも、コレクターズアイテムとしての価値を付加した記念碑的モデルとして登場する可能性が極めて高いと考えられます(そしてその中でもさらにエクスクルーシブなモデルが用意される可能性が高い)。

結論:内燃機関の咆哮と電気の瞬発力。SVは真の“怪物”へ

ランボルギーニが掲げる「SV」の二文字はファンにとって特別な感情を呼び起こすマジックワード。

それは、快適性や日常の使い勝手という妥協を一切捨て去り、サーキットのラップタイムを削るためだけに生まれた純粋な戦闘マシンの証だからです。

初のハイブリッドV12を搭載したレヴエルトがベースとなる今回の「SV」ではありますが、歴代のムルシエラゴSVやアヴェンタドールSVが聴かせてくれた伝統の「V1自然吸気の咆哮」を受け継ぎつつ、エレクトリックモーターによる強烈なトルクベクタリング(左右の車輪への最適なパワー配分)という現代の武器を手に入れることに。

つまるところ、レヴエルトSVはこれまでのガソリン車では到達不可能だった次元の「異次元の旋回性能」を実現するに違いなく、カモフラージュを纏ってイモラを激走するテストカーの姿はぼくらの期待を裏切らない凶暴な仕上がりを予感させます。

今夏のモントレー、あるいはそれよりも早くリークされるかもしれないVIP内覧会の情報から、しばらく目が離せそうになく、この「サンターガタの雄牛が放つ次なる一撃」は再び世界のハイパーカー界の勢力図を塗り替えることになるのかもしれませんね。

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参照:The Sypercar Blog

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