
Image:REZVANI
| おそらくベースはランボルギーニ ウラカン ステラート |
ただでさえハードなウラカン ステラートが「エクストリーム」に
「スーパーカーで悪路を駆け抜けたい」「人とは絶対に被らない究極のエキゾチックカーが欲しい」——そんなハイエンドなクルマ好きの夢を具現化したようなマシンが予告されたとしてちょっとした話題に。
これはアメリカ・カリフォルニアのコーチビルダーである「Rezvani(レズヴァニ)」がティーザー画像を公開した「デューン(DUNE)」なるオフロードスーパーカーで、ランボルギーニ「ウラカン ステラート」をベースにしたコンプリートカーだと目されており(レズヴァニからはV10ミドシップとだけアナウンスされているが、ドアミラーなどを見るにウラカンベースであるのは間違いない)、最高出力は驚愕の800馬力オーバー、そして全世界でわずか7台のみという超少量限定生産となることが明かされています。
30秒でわかる。「レズヴァニ デューン」の要約ポイント
- ベース車を超える怪物:ウラカン ステラートをベースに極限までカスタム
- 800馬力超のスーパーチャージドV10:純正(610馬力)を約200馬力も上回る怒涛のハイパワー
- フルカーボンボディ&ワイド化:軽量化とオフロードでの走破性・安定性を両立
- 世界限定7台の超プレミア:デポジット(予約金)1,500ドルで枠の確保がスタート
- 推定価格は50万ドル(約78,000万円)越え:コレクター必見の超プレミアムモデル
本家ウラカン ステラートも「真っ青」である
これまで「Tank(タンク)」や「Vengeance(ヴェンジエンス)」といった、まるで装甲車のようなエクストリームなクルマで世界中を驚かせてきたレズヴァニではありますが、彼らが次に選んだテーマは「世界初のオフロードスーパーカーの再定義」。
ウラカン ステラートの登場から数年が経ったいま、レズヴァニはウラカン・ステラートを追いやらんばかりの圧倒的なパフォーマンスと尖ったデザインを引っ提げて参入してきたということになり、ティーザー画像からわかるのは荒々しくも美しいプロポーション。
フロントでは堅牢なルーフラック、シャープで攻撃的なヘッドライト、そしてボンネット上に配置された3連LEDドライビングライトが目を引きますが、サイドシルからリヤにかけてはウラカン特有のウエッジシェイプを保ちつつもルーフエアインテークが大きく前方まで伸び、リヤクォーターウインドウ周りの造形も独自の形状に変更され、さらにリヤだと丸みを帯びたLEDモチーフのテールライトが組み込まれるなど、完全にウラカン・ステラートとは一線を画すスタイルへと仕上がっています。
「レズヴァニ デューン」と「ウラカン ステラート」との比較表
| 項目 | Rezvani Dune(レズヴァニ デューン) | Lamborghini Huracán Sterrato(ベース車両) |
| エンジン | 5.2L V10 + スーパーチャージャー(推定) | 5.2L V10 自然吸気 |
| 最高出力 | 800 hp 以上 | 610 hp |
| ボディ素材 | フルカーボンファイバー | アルミニウム + カーボン複合材 |
| 足回り・駆動 | ワイドボディ化+強化サスペンション | 車高+44mmアップ+専用Rallyモード |
| 生産台数 | 世界限定 7 台 | 世界限定 1,499 台 |
| 予想価格 | 500,000ドル以上(約万円以上) | 新車時 約3,800万円 |
パワートレインの凄み:スーパーチャージャー化されたV10
ウラカン・ステラートに搭載される5.2L NA(自然吸気)V10エンジンも610馬力という凄まじいパワーを発生するものの、レズヴァニはそこにスーパーチャージャーを追加装備して最高出力800馬力を発生させ、ステラートに対して200馬力近くものパワーアドバンテージを誇ることに。
スーパーチャージャーは過給遅れ(ターボラグ)がないため、低回転域から一気にトルクが立ち上がり、これは砂漠の砂丘(Dune)や未舗装路を走破する際、瞬間的にタイヤへ駆動力を伝えたいオフロード環境で絶大な効果を発揮します(ターボラグがあると姿勢に変化が生じ、オフロードではそれが致命傷になりかねない)。
市場での位置付けとプレミアム感
近年、ポルシェ「911ダカール」やランボルギーニ「ウラカン ステラート」のヒットにより、「オフロード×スーパーカー」という新しいトレンドが確立されたのは一つの事実(レストモッド業界も同様)。
よって自動車メーカーが提供する少量限定車ですら「街中に溢れていて物足りない」と感じる超富裕層に向け、レズヴァニのようなコーチビルダー(カスタムメーカー)が提案するのがこの「デューン」であり、わずか7台という生産枠は、当然ながらスーパーカー市場における究極のステータスシンボルとなりうるわけですね(近年はコーチビルド車両や改造車であっても高く評価される傾向にある)。
「コーチビルダー」と「スーパーオフローダー」の歴史
そこでこのジャンルの背景を少し覗いてみると・・・。
- コーチビルダーとは?かつて馬車の車体(コーチ)を製造していた技術から派生し、既存の自動車のパワートレインやシャシーをベースとして独自の特別なボディやカスタムを施して販売するメーカーのこと。レズヴァニは現代を代表するアメリカのコーチビルダーの一つでもある
- なぜ今「悪路を走れるスーパーカー」が熱いのか?従来のスーパーカーは低車高ゆえに「段差や舗装路以外では気を遣う」のがその宿命。しかし、サスペンションを上げて全天候・全地形対応とすることで、「地球上のどこでも全開で走れる楽しさ」という新しい体験価値が世界中のハイエンドオーナーに受けている
結論
レズヴァニ デューンは、単なるドレスアップカーではなく、ウラカン ステラートという最高峰の素材にスーパーチャージャーを組み合わせ、フルカーボンボディで包み込んだ「極限のオフロードモンスター」。
「誰も持っていない、最強のオフロードスーパーカーに乗ってみたい」——そんな究極のロマンを追い求める人にとって、このデューンは間違いなく夢の一台となるはずで、正式発表は7月下旬予定だといい、手に入れるための予約金(1,500ドル)の受付はすでにスタートしているものの、7台の枠はあっという間に埋まってしまうのは間違いないものと思われます。
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