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代車で日産リーフを借りてみた。BMW i3と「EV同士」の比較をしてみる

投稿日:2017/05/22 更新日:

先日、ウラカンの異音対策にてランボルギーニ大阪さんへウラカンを預かってもらった時に貸していただいた代車、「日産リーフ」。
リーフ登場時に一度試乗したことはありますが、その頃は現在のi3を所有しておらず、「EVについて無知」な状態であり、しかしi3に乗ってしばらく経った今だと改めて気づくこと多数。

ここで両車ともにEVであるリーフとBMW i3との差異を述べてみようと思います。

スペックの比較だと、日産リーフ(30Kwh版)だと出力80Kw、価格3,197,880円、走行可能距離280キロ。
BMW i3(現行)は出力125Kw、価格5,090,000円、走行可能距離300キロ、となっています。

ただしお借りしたリーフはおそらく28Kwh版、ぼくのi3もバッテリー容量がアップされる前のモデルなので、数値(走行可能距離)は双方ともこれよりちょっと落ちるスペックと考えてよさそうです。

ボディ型情は双方とも5ドアハッチバックですが、BMW i3のサイドドアは「観音開き」という特殊性があります。
かつ、ボディシェルはカーボンでできており、そのために(既存プラットフォームを流用できたリーフと異なり)ほぼ全てが新規開発のi3はかなり価格が高くなっていますね。

実際に使用してみた印象を簡単に述べてみると、リーフに比べてi3のほうが「10キロほど」実際の航続可能距離が長いようですが、これは「そんなに大きな差ではない」と考えてよさそうです(だいたい一回の充電で両方とも140-160キロくらい走る)。

充電についてリーフは200/100V/急速充電対応。
100Vは充電時間が長くなるものの、200Vアウトレットを設置しなくても良いので購入時の初期投資は抑えることが可能ですね。
一方でBMW i3は100Vには対応しておらず、200V/急速充電のみの対応となっており(100Vも対応できるようですが公式には認めておらず、かつ100Vだと給電を認識しない個体もある模様)、自宅で充電する場合は200Vアウトレットが必要に。

200V充電の場合、リーフはフロントの「NISSAN」エンブレムがあるあたりだけを開き、ここへコネクタ(ACコネクタ/フラットピンタイプ)を差し込むことが出来るのですが、BMW i3の場合は充電するにあたり「ボンネットをまるごと開く」必要があります。

BMW i3はもともと本国だと急速充電専用で、急速充電であれば車体後部にあるフラップを開き、そこにケーブル(コネクタ)を差し込めば充電できるように(急速充電用のコネクタと100V/200V用コネクタは形状が異なり汎用性がなく、リーフだと左側の丸いフタがしてある部分が急速充電用、その右のコネクタを差し込んでいるところが100V/200V用ソケットになりますが、i3の場合は急速充電用ソケットと200V用ソケットがそれぞれ別の位置にある)。

しかしながら「日本仕様」のi3は普通充電(200V)に対応するため急遽フロントトランク内に充電ソケットを設置しており、ここにアクセスするにはボンネットをまるごと開けないといけないということになって、屋外や出先で普通充電する場合はボンネットを「半開き」にしておき、そこからケーブルを出しておく必要が。
なんとなくセキュリティ上の心配や、雨天時に水が入らないかという心配もありますが、充電の都度ボンネットを開閉するのはちょっと面倒でもありますね。
ただ、普通充電のコネクタを使用できるのは非常に「ありがたく」、これはむしろBMWに感謝すべき部分でもあります。

実際に両者を走らせてみた際のパワー感などはほぼ相違なし。
リーフのほうが車体が長く、ホイールベースも長いと思われ、かつ足回りのセッティングもマイルドなのでかなり乗り心地は優れると思います(シートも柔らかい)。

対してi3は足回りが硬く(5シリーズよりも硬い)て乗り心地が良いとは言えず、かつシートも薄いので、快適さに関しては圧倒的にリーフに軍配が。

内装については双方のデザインコンセプト自体が全く異なるので比較のしようがありませんが、レバーのタッチ、他スイッチ類の操作した感覚についてはリーフのほうが質感が高いようです(BMWに限らず欧州車の弱い部分でもある)。
加えてリーフはウインカーの動作音、始動や終了時の確認音もポップで良いですね。

積載性、後部座席のスペースは車体の大きなリーフのほうが圧倒的に優れますが、逆にそのぶん「小回り」だとBMW i3に軍配。
i3は上述のように「専用設計」プラットフォームを持ちますが、コンセプトとして「シティコミューター」に特化しているところがあり、そのためにいくつかを「切り捨ててでも」街中での取り回しを優先しています。
そのため最小回転半径は「4.7メートル」とかなり小さく、これは非常に便利だと感じるところでもありますね。

同じ「EV」とは言っても考え方、コンセプトによって大きく差のある二台ですが、「普通に乗れる」のはリーフで、i3は設計思想同様、乗る方にもある種の割り切りが必要なのかもしれません。

なおリーフは外側から充電状況がわかるようになっており、3つの青いランプでバッテリーの充電状態がわかるようですね。
ランプ二つだと66%まで充電されており(点滅中は充電中、点灯は充電完了)、

ランプ3つだと100%充電完了。

ざっと内容をまとめると下記の通り。

リーフの長所
・100V充電対応→i3は対応していない
・充電しやすい→i3は普通充電の場合、ボンネットを開く必要がある
・乗り心地が良い

BMW i3の長所
・小回りがきく
・BMWというブランド性

 

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