さてBMW i3のコーティングメンテナンスも終了。
やはりカービューティーマックスさんへのお願いですが、i3は新車購入時にマックスさんにて「アルティメイトプロ」を施工していただいており、その手入れ、ということになります。
なおi3はほぼ毎日乗っていて、走行距離は年間2万キロくらい。
自宅では屋根付きガレージに保管していますが、出先では露天駐車も多く、雨でも雪でも乗ってゆくので、かなり使用する環境としては「過酷」と言えます。
i3はメタリックグレーとブラックのツートンカラーですが、色が濃いぶんランボルギーニ・ウラカンよりもコーティングやメンテナンス時の差異がわかりやすく、車を引き取りに行ってひと目見ただけでもその異様な輝きに圧倒されることに。
i3はEVなので排気ガスが出ず、そのためリアバンパーのデザインがやや特殊ですが、ここは直接路面や床が映り込むことになり(地面に近い)、リアバンパー下がきれいになっているとその「映り込み」もずいぶん変わってきます。
リアハッチは「ガラス製」ですが、その他の塗装されたパネル部分もまさに「ガラスコーティング」の言葉通りで、実際のガラスと同様の輝きに。
ちなみにi3のルーフは「ヴィジブル・カーボン」。
カーボンの上にクリアコーティングを行ったものです。
i3の外板はすべて樹脂。
ドアパネルやフェンダー、ピラー、フロントフードなど全て樹脂製となっています。
そのため塗料も特殊なのか、i3は「磨きにくい」車とは言われますね。
そんなi3ですが、もっとも磨くのが難しいとされるのが「ボンネット」。
どのi3もソリッドブラックのボンネットを持ちますが、この部分は塗料が非常に特殊、もしくはこの「黒そのもの」が塗装ではなく素材の色ではないか、という説も。
よってコーティング業者さんによっては「どれだけ磨いても傷を取り切れない」いうケースも多いようですが、マックスさんではまさに鏡面状態への仕上げ。
i3は他にもソリッドブラックの部分が多く(どのボディカラーでもアクセントとして用いられている)、ソリッドブラックは非常に傷がつきやすく目立ちやすい色でありますが、アルティメイト・プロの施工によって洗車時や拭きあげ時にもほとんど傷がつかず、日頃のメンテナンスにおいてはかなり助かっている、と感じています(気にせず洗える)。
なお上述のようにi3には毎日乗るのでボディにはピッチやタール、雨ジミ、虫の死骸、樹液など色々なものが付着していたものの、それらもきれいサッパリ落としてくれてボディ表面はツルツルになっていますね。
i3でよく汚れるのはフロントバンパー、ミラーで(ぼくは高速道路をよく走るので、ここに虫などの飛来物が当たりやすい)。これら部分もすっかりきれいになっています。
正直乗るのがもったいないほどにきれいにしていただいていますが、どんなに汚れようとも「メンテンスをお願いすればもとどおりに美しくなる」という安心感があり、これでまた1年(次回のメンテナンスまで)思う存分乗ることができます。