アストンマーティンとレッドブルとが共同にて開発をすすめるハイパーカー「ヴァルキリー」ですが、ソノシートは購入者の身体を3Dスキャンした上で個別に整形される模様(太れない)。
なおシート以外の部分もオーナーに合わせてカスタムされるようですね。
なおアストンマーティンはヴァルキリーについて「最高速ではなく、「どれくらい車がダイナミックかが重要」としており、それほど速く減速できるのか、どれほど速く曲がれるのか、どれほど速く加速できるのかを重視している、とコメント。
たしかに以前DB11を運転した時に同じように感じ、「数値的にはライバルに比べ飛び抜けているわけではない」のになぜこんなに運転が楽しいんだろう、と感じ、「数字は数字でしかなく、車の楽しさを表現するわけではない」と考えたことも。
ヴァルキリーについて、その姿はすでに画像やモックアップにて公開され、ほかにも重量が1000キロ以下になること、F1由来のハイブリッドシステムを搭載しながらエンジンは6.5リッターNAはとなること、出力はシステム合計1000馬力になること、おそらくはアクティブサスペンションが搭載されることなどがわかっていますが、細部は未だ謎のままでもありますね。
加えてアストンマーティンはこのヴァルキリーを皮切りに「ミドシップスポーツカー」を投入してゆく計画にも触れており、これまでは伝統的な「FR」のみであったアストンマーティンのスポーツカー群に「ミドシップ」が加わることになりますが、FRとミドシップでどう性格を分けてゆくのかも気になるところですね。