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| 自動車の誕生からブランド設立まで、2026年にはあらゆる「記念日」がやってくる |
メルセデス・ベンツは「自動車を発明した」会社である
2026年、メルセデス・ベンツはかつてないほどの祝祭ムードに包まれることとなり、まずはその起源として1886年にカール・ベンツが「ガソリン自動車の特許」を取得してからちょうど140年。
そして、ダイムラーとベンツが合併し、「メルセデス・ベンツ」というブランドが誕生してから100周年。
これほどまでに重要な節目が重なる年は、歴史上二度となく、シュトゥットガルトから届いた最新の「アニバーサリー・カレンダー」には、伝説の名車から未来のモビリティまで、私たちの胸を熱くさせるエピソードが凝縮されています。
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125年の歴史:メルセデス・ベンツのグリル進化論 – ハニカムからハイテクまでどう変わったのか。ブランドの「顔」を辿る
Image:Mercedes-Benz | グリルの重要性:クルマの「顔」とメルセデス・ベンツの個性 | メルセデス・ベンツのグリルはこのように進化してきた クルマのグリルが持つ重要性は計り知れず、そ ...
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この記事の要約
- ダブル100周年超え: 自動車誕生140周年 & メルセデス・ベンツブランド設立100周年の同時開催
- 伝説の復活: 日本でも人気の高い名車「W123(Eクラスの源流)」が50周年
- 未来への挑戦: 歴史を祝うと同時に、史上最大規模の「新型EVラインナップ(新型CLA等)」を展開
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メルセデス・ベンツの知られざる11の事実。「ABSをはじめて実用化した」「30年前に自動運転を開発していた」「ネパールでは道路ができるよりも先に輸入された」etc.
| メルセデス・ベンツほどの歴史があれば、もう何があっても驚かない | そして140年超もの間、自動車業界の第一線に居続けていたことにも驚かされる さて、メルセデス・ベンツ創業者、カール・ベンツは「自 ...
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歴史を彩る「3つの原点」と2026年のマイルストーン
2026年に節目を迎えるトピックは多岐にわたりますが、特に注目すべきは以下の3点です。
1. 「自動車の誕生」から140年
1886年1月29日、カール・ベンツが三輪車「パテント・モトールヴァーゲン」の特許を申請。これが「自動車の出生証明書」とされており、さらに同年、ゴットリープ・ダイムラーも四輪車を完成。140年前のこの情熱が、現代の移動手段の礎となる
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2. 「メルセデス・ベンツ」ブランド誕生100年
1926年6月28日、当時のライバル同士だった「ベンツ&シー」と「ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト」が合併。スリーポインテッド・スターが月桂冠に囲まれたあのエンブレムと共に、最強の自動車ブランドが産声を上げる
3. トラック・商用車の130年
意外と知られていないのがメルセデス・ベンツ”商用車”の歴史。1896年にダイムラーが世界初のトラックを、ベンツが世界初のトランスポーターを世に送り出してから130年を数える
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メルセデス・ベンツが1899年に発表した「世界最初の商用バン」を紹介!最大積載量は500kg、出力は5.6馬力、最高速は時速16km
| 自動車はその発明初期から100年で驚くべき進化を遂げている | 一方、その基本構造は意外と変わっていないのが面白い さて、メルセデス・ベンツがときどき公開する「クローズアップ」なるコンテンツ。これ ...
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車種概要:2026年に祝う「伝説の名車たち」
2026年には、ファンに愛される多くのモデルがアニバーサリーイヤーを迎えます。
節目の名車セレクション
| 経過年数 | 車種・トピック | 解説 |
| 140年 | パテント・モトールヴァーゲン | 1886年。すべての自動車の原点。 |
| 50年 | W 123シリーズ | 1976年。世界中で「不壊のベンツ」として愛されたEクラスの始祖。 |
| 30年 | SLK (R 170) | 1996年。バリオルーフでロードスター革命を起こした一台。 |
| 25年 | SL (R 230) | 2001年。ハイテク装備と美しさを両立したラグジュアリーロードスター。 |
| 20年 | メルセデス・ベンツ博物館 | 2006年開館。今や世界中からファンが集まる聖地に。 |
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W220世代のメルセデス・ベンツSクラスはなぜ「Sクラス史上最悪のクルマ」だと評されるのか?その理由を掘り下げる
| 当時のメルセデス・ベンツには「様々な事情」があった | そしてメルセデス・ベンツはその失敗から多くを学んでいる さて、メルセデス・ベンツは25年前のパリ・モーターショーにてW220世代のSクラスを ...
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安全技術の革新:75年前の「衝撃」
1951年1月23日、エンジニアのベラ・バレニーが「衝撃吸収構造(クラッシャブルゾーン)」の特許を申請。
今では全車に採用されているこの技術は、メルセデスの「安全への執念」から生まれた1951年の奇跡です(メルセデス・ベンツは市販車で最初にエアバッグを採用するなど、安全性に関しても世界のトップランナーである)。
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24年もメルセデス・ベンツのチーフデザイナーを務め、「ベンツらしいベンツ」をデザインしてきたブルーノ・サッコが亡くなる。「メルセデスは私の人生そのものでした」
Mercedes-Benz | ブルーノ・サッコは「重厚で強いベンツ」をデザインし、そしてモデル間によって個性を持たせることの重要性を理解していた | メルセデス・ベンツは「かなり長い間」同じデザイナ ...
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2026年の市場戦略:過去と未来の融合
2026年はただ過去を振り返るだけではなく、メルセデス・ベンツは、この歴史的な年にあえて「ブランド史上最大の製品攻勢」を仕掛けることについても発表済み。
- 新型CLAの投入: EV専用プラットフォーム「MMA」を採用し、1回の充電で750km以上の走行を目指す次世代の主力モデルが世界中の市場へと投入される
- 伝統との差別化: BMWやアウディが電動化を「変革」として強調する中、メルセデス・ベンツは「140年前からの進化の延長線上」として描くことに。歴史の厚みを「新興EVメーカー、ライバルには真似できないメルセデス・ベンツ最大の武器」として活用
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ボクらは再び「自動車の歴史」の目撃者に
かつてカール・ベンツが最初のエンジンをかけた時、現代のような静かでインテリジェントな電動車が走る未来をはたして想像していたのかどうか、あるいは、ぼくらがその歴史を誇りに思うことを予見していたかどうかは知る由もありませんが、
「最善か、無か(The Best or Nothing)」
2026年に祝われる数々の出来事は、この一貫した哲学が140年間揺らがなかった証でもあり、ここからメルセデス・ベンツの新しい未来が築かれることとなるものと思われます。
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2026年は、世界中のオーナーやファンと共に、この「スリーポインテッドスターの物語」を分かち合う一年となることは間違いなく、クラシックカー・ミーティングからCES 2026での最新技術発表にはじまり、目が離せない12ヶ月が始まろうとしています。
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今から50年前、はじめてクルーズコントロールをもたらしたのはメルセデス・ベンツだった。現代の自動運転へとつながるドライビングの静かなる革命
Mercedes-Benz | 退屈な長距離ドライブを救ったイノベーション | ことの発端はアメリカで施行された「速度制限」 1970年代、ニクソン大統領によって署名された「緊急高速道路エネルギー節約 ...
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1970年代に時速400キロを記録したメルセデス・ベンツC111。発売されていたら歴史が変わっていたであろう幻のクルマ
| 発売されていたらスーパーカーの歴史が変わっていたクルマ、メルセデスC111 | メルセデス・ベンツC111がおよそ50年の時を経て走行。 C111の第一世代は1969年のフランクフルト・モーターシ ...
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【動画】まさかのポルシェ公式!メルセデス・ベンツ500Eの誕生30周年を記念し、ポルシェ自身が当時の状況やその構造や製造について語る
| まさかポルシェが自らメルセデス・ベンツ500Eについて語る日が来るとは思わなかった | やはりいろいろな意味においてメルセデス・ベンツ500Eは特別なクルマだった さて、「ポルシェが開発したメルセ ...
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1896年に「タクシーを発明」し、長らくタクシー業界と提携関係にあったメルセデス・ベンツ。「ブランドイメージにそぐわない」として今後タクシー業界とは縁を切ることに
| 日本では「メルセデス・ベンツとタクシー」とはイメージ的に結びつきにくいが | それだけに欧州へ行くと「ベンツのタクシー」の多さに驚かされる さて、意外ではあるもののドイツではタクシーの多くにメルセ ...
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