| ただしさすがにこの価格で30台も売れるとは考えにくい |
一説によるとエレクトリックシステムはポルシェ・タイカンとの共通性があるようだ
現在様々なEVスタートアップが登場していますが、今回「Eレジェンド」なるメーカーがアウディスポーツ クワトロS1へのオマージュとして”EL1”を発表。
アウディスポーツ クワトロは「WRCにはじめて4WDを持ち込んだクルマ」として知られており、アウディスポーツ クワトロS1はそのエボリューションモデル。
車体重量はわずか1,090kg、ピークパワー550馬力というスペックを持ちますが、その「箱型」ボディのインパクトが強いクルマでもありますね。
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その出力は816PS
そしてこのEレジェンドEL1について、フロントに1つ、リア2つの「3モーター」を搭載しており、合計での出力は816PS。
バッテリーは800V、容量は90kWh、一回の充電あたりの航続距離は約400キロ。
0−100km/hを2.8秒、0−200km/hを10秒以下で加速するとアナウンスされており、フルパワーだとニュルブルクリンクを2周走行できるようですね。
このEレジェンド EL1のデザインはまさにアウディスポーツ クワトロS1の現代版ともいえるもので、フロントにはグリルを模したヘッドライトとデイタイムランニングランプ一体型デザインが採用され、ボンネット上には特徴的な3本のスリット入り。
そして前後ブリスターフェンダーもまたアウディスポーツ クワトロS1の特徴でもあり、ホイールもラリーを意識した5本スポーク。
リアにはウイングとLEDテールランプ、ディフューザーが装着され、いっそうEL1の特徴を際立たせていますが、単なる「オマージュ」にとどまらずオリジナリティも感じられるところ。
EレジェンドはこのEL1を30台のみ限定、そして約1億3000万円(正気か・・・)で発売すると発表していますが、このEL1に続き、EL2そしてEL3を計画しているそうで、そのうちの1台はランチア・ストラトスのオマージュになるだろうとも伝えられています。
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