
| 2026年の顔「ソーラーブースト(Solar Boost)」とは? |
少しづつではあるが「有彩色」へと興味が移っているようだ
- エネルギッシュなオレンジ: 朝日から夕日まで美しく輝く、温かみと活気に満ちたオレンジトーン
- シャンパンフレークの輝き: 特殊なシャンパンカラーのフレークを配合し、深みのある輝きと高級感を両立
- 個性の時代へ: 無難な中間色から、個人のアイデンティティを表現する「表現力豊かな色」へのシフト
- 世界共通のポジティブ感: 北米、南米、アジアの各地域で「楽観」「活気」「自信」を象徴する色として選出
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なぜ今、オレンジなのか?消費者の「80%」が色で車を選ぶ時代の到来
「クルマの色は単なる見た目ではない。それは安全、スポーティ、そして再販価値(リセール)まで左右する重要な決断だ」
アクサルタのハディ・アワダ社長はこのように語り、同社の調査では、購入者の80%以上が車体色を「主要な決定要因」として挙げているのだそう。
Image:Axalta
そして同社が掲げる2026年のテーマカラー「ソーラーブースト」は、パンデミック以降の閉塞感を打破するような「ポジティブなエネルギー」、そしてEV(電気自動車)の普及に伴う「未来感」を象徴するもので、特に若い世代やトレンドに敏感な層において”自分らしさを主張できる鮮やかな色への関心が急速に高まっている”という調査結果を反映したものだと説明されています。
地域ごとに異なる「ソーラーブースト」の解釈
アクサルタのグローバル調査によると、オレンジという色は世界各地で異なるポジティブな意味を持っており・・・。
1. 北米:暖かさとクリエイティブなエネルギー
北米では、オレンジは楽観主義や友好、大胆なライフスタイル、さらにはストリートウェアのようなクリエイティブなエネルギーと結びついています。
2. アジア太平洋:EV時代を象徴する「個性」
急速に成長するEVセグメントにおいて、オレンジは車両のアイデンティティを際立たせる色として注目されており、埋没しがちな都市部で「自分を表現する」ための強力なステートメントとしてのポジションも。
3. ラテンアメリカ:生命力と祝福
南米では、オレンジは活気や祝祭を象徴し、人生の喜びを表現する色として深く愛されています。
アクサルタ 2026年トレンドカラー概要
| 項目 | 詳細内容 |
| カラー名 | Solar Boost(ソーラーブースト) |
| 色調 | 暖色系オレンジ(シャンパンフレーク配合) |
| キーワード | 個性、自信、楽観、エネルギー |
| ターゲット | 次世代EV、スポーツモデル、トレンド志向のバイヤー |
| 背景技術 | 160年の歴史に基づく光学・コーティング科学 |
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市場での位置付けと今後の影響
これまでの「白・黒・グレー」が支配的だった自動車市場に対し、ソーラーブーストのような大胆な色がどう影響を与えるのか、そして現在の環境について考えてみると・・・。
- 「中間色離れ」の加速: 直近の販売データでも、無彩色のシェアが微減し、レッドやグリーン、オレンジといった有彩色が数%ずつシェアを伸ばしている
- リセールバリューの再定義: これまでは「白が高い」とされてきたものの、希少性の高いトレンドカラーは特定の愛好家層の間で高い価値を維持する傾向が見られる
- OEM(自動車メーカー)への影響: アクサルタの予測に基づき、今後数年のうちに主要メーカーのカタログカラーに「深みのあるオレンジ」が追加される可能性が非常に高い
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「科学」が支える「美しさ」の裏側
ソーラーブーストは、ただ派手なだけの色ではなく、アクサルタのCTO(最高技術責任者)ロバート・ループ博士によれば、人間心理学とポップカルチャーを分析した上で、耐久性や持続可能性(サステナビリティ)を兼ね備えた塗料として開発されています。
つまり、「環境に優しく、かつ24時間どの角度から見ても美しい」という、現代の厳しい要求をクリアしたハイテク塗装というわけですね。
2026年は「自分の色」で走る年になる
アクサルタが発表した「ソーラーブースト」は、ぼくらが移動手段に求めるものが「単なる効率」から「感情的なつながり」へと変化していることを示しています。
次にクルマを選ぶとき、周りの目やリセールバリューだけでなく、「自分の心に火を灯してくれる色」を選んでみることに価値を見出すべきであり、ソーラーブーストが象徴する自信と活気は、毎日のドライブを特別な体験に変えてくれることとなりそうです。
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参照:Axalta

















