| ようやくポルシェ718ケイマン対応の低ダストブレーキパッドが発売された |
さて、かねてより交換を検討していた「低ダストブレーキパッド」をポルシェ718ケイマンへと装着。
ポルシェのみならず欧州車は全般的にブレーキダストの量が異常に多く(BMWの一部車種はもともと低ダストパッドが装着されているようだ)、ちょっと走るとすぐにホイールが赤黒く汚れることになります。
そのため、ボディはさほど汚れていなくても、ホイールが汚れているがために洗車を行わねばならないという事態も発生していたわけですね。
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現在ディクセルで用意するのは3種類
ただ、これまで「718ケイマン/ボクスター対応」と謳った低ダストブレーキパッドは存在しておらず、しかしふと最近ディクセルのサイトを見ると対応車種の中に718ケイマン/ボクスターが追加されているのを発見。※981用の低ダストパッドが流用できるとは聞いていたが、確証が持てなかった
適合情報として更新された日付が2020年5月なので、まさについ最近発売された(もしくは従来製品の適合が公式に確認された)ということになりそうです。
現在用意されているのは「スポーツタイプ」と「プレミアム」。
さらにスポーツタイプの中にも2種が存在し、「制動力とコントロール性重視のパフォーマンスパッド」としてのZ Type、「ストリート用の低ダストパッド」としてのM Type。
ちなみにこちらがZ Typeのチャートですが、ダストや鳴きは純正に比較しても改善されないものの、ブレーキとしてのパフォーマンスは大きく向上。
一方でM Typeはダスト、耐摩耗性、ディスクローター攻撃性が大きく改善され、鳴きも減るという優れもの。
ぼくは718ケイマンのブレーキについて、「ダスト」「鳴き」に悩まされてきたので、迷わずこちらを選択しています(しかもけっこう距離を走るので、耐摩耗性が高く、ローターへの攻撃性が低いのも嬉しい)。
ちなみにこちらはプレミアム。
全般的にノーマルパッドの性能を向上させている、というイメージですね。
なお、これらブレーキパッドは718ケイマン、718ケイマンS、718ケイマンGTS、718ケイマンGT4用が発売されており、ブレーキローターも用意されています(PCCBには未対応)。
交換後のフィーリングは?
ちなみにぼくはこれまでにも低ダストブレーキパッドを愛用していて、ミニクーパーS(R56)、アウディTT(8J)、フォルクスワーゲン・シロッコ、ポルシェ981ボクスターS等にて低ダストブレーキパッドを装着。
よって、それまでの経験からおおよそ低ダストブレーキパッドの性質については理解しており、そして今回のディクセル製ブレーキパッドも「期待通り」。※純正のパッド(ブラック)とは異なってチラリとシルバーが見える
低速域でのコントロール性(カックンにならない。ディクセルはけっこうこれを重視しているようだ)、常識的な速度域からの減速、鳴き、出すとともに高い満足を得られるレベルです。
なかなか718ケイマン用の低ダストブレーキパッドが発売されず、よって交換する機会がないままでしたが、「待った甲斐があった」製品という印象。
なお、今回交換を依頼したのはエッジ(旧リバイズ)さん。
ブレーキキャリパーのペイントと同時施工ですが、急な依頼にも関わらず、親切に対応してくださって感謝です。
EDGE(エッジ) 住所:〒567-0051 大阪府茨木市宿久庄3丁目24番25号 TEL:072-643-8818 webサイト:http://revise.jp/ (地図はこちら) |
参照:DIXEL