| 思ったよりもブガッティのスマートウォッチは「ブガッティ」だった |
デザイン性、質感、装着感などすべてにおいて高いバランスを誇る
さて、ブガッティによるスマートウォッチが届いたので簡単に紹介してみたいと思います。
ブガッティはこれまでにもパルミジャーニ・フルリエ、ジェイコブ&Co.とのコラボレーションによって機械式腕時計を発売していますが、スマートウォッチは「ブガッティ初」。
日本では5月20日から発売されており、すでに相当数が出荷されているようですね(発売後20日で60本を販売し、その後もコンスタントに出荷している)。
なお、製品名は「BUGATTI CERAMIQUE EDITION ONE(ブガッティ・セラミック・エディションワン)」、価格は税込みで45万円です。
ブガッティ・セラミック・エディションワンの付属品を見てみよう
そこでブガッティ・セラミック・エディションワンを見てみたいと思いますが、まず外箱はこんな感じ。
内箱はこう。
そしてその中にさらに豪華ボックス(ウッド製でかなり重量がある)が収まります。
ブガッティのマカロンエンブレムは立体!
ボックスを開くと腕時計一式が収まります。
ホースシューグリルはなんと立体!
さらにグリル内部はステッチの入ったレザー仕上げ。
ちなみに「Viita」というのは製造元であるオーストリアのスマートウォッチメーカーです。
付属品は日本語と図解の入るユーザーマニュアル。
腕時計本体に替えのラバーベルト。
ブガッティ・シロンの図案が入るクリーニングクロスに・・・。
替えベゼル。
充電ケーブルは「EB(ブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティのイニシャル)」ロゴ!
このほかギャランティーカード(国内5年保証)、ベゼル交換用の工具も付属します。
ベルトのコマを詰めるツールも付属していて、このあたり「ネット販売オンリー」ということもあり、すべて自分で行えるように配慮しているのでしょうね。
ブガッティ・セラミック・エディションワンはこんな腕時計
こちらがブガッティ・セラミック・エディションワンの本体。
ケース本体とベゼルにはセラミック、ガラス(液晶)にはAMOLEDサファイヤガラスが用いられています。
こちらのベルト(ストラップ)はチタン製。
バックルはプッシュ式トリプルフォールドが採用されており、閉じるとバックルが目立たなくなるというエレガント仕様。
全体的な印象としては「クオリティ高いな」とういうもので、「面」「エッジ」ともに歪みなく出ていて、加工技術の高さを伺うことが可能。
ブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティは「何かと比べられるようなことがあれば、それはブガッティではない」と言ったとされ、作り出すクルマに芸術性を求めたといいますが(芸術家一族の生まれでもある)、この腕時計もまた「間違いなくブガッティ」だと思います。※現時点では唯一、セラミックケースを持つスマートウォッチらしい
デザイン的には「上下サンドイッチ」を採用しており、これはウブロが取り入れたことでよく知られるようになっています。
そしてこのブガッティ・セラミック・エディションワンでは、サンドイッチに加えてケースとベルトとの連続性をもたせたことも大きな特徴で、46ミリというけっこう大きなケースサイズを持ちながらもまとまりがよく見えますね。
ちなみに厚みは14.7ミリなのでけっこう薄く、シャツやスーツスタイルでも問題なく着用できると思います(ラグが出っ張っていない)。
重量はラバー(シリコン)バンド装着時で85g、チタンベルト装着時で105g。
ラバーストラップはけっこう柔らかく、フィット感もなかなか。
表面にはタイヤのトレッドを再現したと思われるデザインが見られ、バックルにも「EB」ロゴが入ります(遊環にはBUGATTIロゴが入る)。
ブガッティ・セラミック・エディションワンはこんな機能を持っている
このブガッティ・セラミック・エディションワンには様々な特徴と機能がありますが、特筆すべきはバッテリーの持ちのよさ。
バッテリー容量は445mAhで、5日〜10日、最長で2週間持続するとされています。
そしてケースバックのデュアルセンサーは「生体健康管理が出来るスマートウォッチでは初」。
iOS(13.0~)/Android(7.0〜)向け専用アプリとの連携にて健康管理ができ、代謝測定、体年齢計、ストレス測定、水分損失測定、心拍数測定等の機能が内蔵されています。
ただ、ぼくとしてはその文字盤の種類にも惹かれるものがあり、クロノグラフや3針、そのほかにもブガッティのメーター風という変わり種も。
加えてブルーやレッドなど、スケールや針のカラーも変更できます。
ちなみに解像度は390×390。
反応も良好です。
こちらは付属の替えベゼル(2種)。
ベゼルの素材もセラミック、そして固定にはデザイン性の高い特殊ネジ。
「BUGATTI」文字はじめスケールはプリントではなく「彫り込み」となっていて、やはり高い質感を持っています。
さらには100メートル防水という耐水性も持っており、これもスマートウォッチではけっこう珍しいかもしれません(アップルウォッチは今回、”Apple Watch Ultra”ではじめて100メートル防水を得た)。
こうやって見ると、けっこう「スマートウォッチ初」が多く、価格こそはジェイコブの腕時計には及ばないものの、比肩しうる存在が(ほぼ)ないという意味ではブガッティらしい腕時計だと考えて良さそう。
なにより、腕に「ブガッティを巻いている」という自己満足が得られることが一番の付加価値かもしれませんね。
ブガッティ・セラミック・エディションワンを紹介する動画はこちら
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参照:BUGATTI SMARTWATCHES JAPAN