| ちょっとやりすぎた感がないでもないが、ついてしまった勢いは抑えようがない |
あとはフェラーリの認証を待ち、納車待ちの列に並ぶのみ
さて、注文していたフェラーリ296GTBの仕様を最終的にフィックスしてきたので、その内容を紹介したいと思います。
フェラーリの注文プロセスについては、ポルシェ5台、ランボルギーニ3台を注文してきたぼくにとっても目新しいもので、まずはその流れを記載してみます(ディーラーや、それまでの注文履歴によっても異なるものと思われる)。
フェラーリの注文プロセス
- ディーラー訪問
- 試乗などを経て見積もりなど取得
- 仮注文(保証金の支払いが必要)
- フェラーリ・ジャパン、フェラーリ本社へとディーラーから仮注文申請
- 仮注文の承認がおりる
- その後、3ヶ月くらいをめどにボディカラーや内装色、そのほかオプションを決定
- フェラーリのアプリ「My Ferrari」にオーダー内容が反映される
- 仕様とオプションを最終的にFIX(今はこの段階)
- フェラーリが本社がそれを確認
- フェラーリ確認後、製造待ちの列へ
- 生産開始
- この頃にキーボックスが届く?
- 生産完了
- 日本へと到着
- 残金の決済を行う
- 登録・納車
フェラーリの「仕様決め」プロセスは非常に複雑
なお、フェラーリの仕様を決めてゆく過程は非常に複雑であり、基本的には新車注文だとすべてオーダーメイドになるので、内外装など(お金にこだわらなければ)なんでも思い通りの仕様にて注文することが可能です。
オンラインカーコンフィギュレーターに登場するオプションに加え、フェラーリ正規ディーラー備え付けのコンフィギュレーターにしか出てこないオプション、さらには日々追加されるニューオプションを組み合わせ、ディーラー内にて注文を決定することも可能ですが、さらにはフェラーリ本社のスタッフからの提案をもらいながら仕様を決めてゆく「アトリエ(オンラインでのリモート対応、もしくはフェラーリ本社を訪れることも可能)」、さらには今までにない仕様を指定して特別なクルマを作ってゆく「テーラーメイド」といったプログラムも存在します。
今回ぼくは「通常の」方法にて仕様を決めていますが、次にフェラーリを注文するときには「アトリエ」を試してみたいところでもありますね。
-
人気ユーチューバー、フェラーリ本社の「アトリエ」にて限定ハイパーカー、デイトナSP3の仕様を決定してゆく。完成したのは「パープルにイエロー」【動画】
| 一度はフェラーリ本社にて、自分のフェラーリの仕様を決めてみたいものだ | ただし、日本にいても本社へ訪問するのと同じだけの自由なカスタムも実現可能 さて、人気ユーチューバー、Shmee150氏がフ ...
続きを見る
フェラーリ296GTBは発表時からずいぶん値上がりし、オプションも増えた
そしてフェラーリ296GTBにつき、発売されたのは2021年1月ですが、このときの車両本体価格は3678万円。
しかしその数カ月後には(アップルカープレイなどが標準装備化されて)3710万円に車両価格が上昇し、そして直近では価格改定によって3933万円へと223万円も値上がりすることに(ワイヤレススマートフォンチャージャーが標準装備になった)。
直近の値上げについては昨今のインフレ、そして円安を反映したものだと考えて良さそうですが、ぼくは「注文から納車までの2年の間に、10%は値上がりするだろう」と踏んでいたので、まだ許容範囲に収まっています。
ちなみにですが、クルマは基本的に(テスラ以外だと)最終的な支払額については「納車直前の車両価格」をベースに算出されるので、注文から納車までの期間が長ければ、その間に値上げが行われ、注文当初よりも支払金額が高くなってしまうことが多々あるので要注意(ランドクルーザーなど、納車が長期化する車種ではこれが問題となっている)。
最終的なボクのフェラーリ296GTBはこんな仕様に
そこでぼくのフェラーリ296GTBですが、最終的にはこんな仕様となっています。
前回からの変更点としては、ホイールをマットブラックからグロスブラックに変更したこと(ずいぶん迷ったが、ボディカラーがソリッドの光沢仕上げなので、ホイールもグロス仕上げのほうがマッチングがいいかと考えた。ボディカラーがメタリックであればマット仕上げのホイールを選んでいたと思う。ちなみにマットはガリっとやったときに自分で修復するのが難しい)、リバリー追加(ストライプ。カラーは純白ソリッドのビアンコ・セルビーノにした)、車体後部の跳ね馬エンブレムをブラックへ、そしてFerrariエンブレムをサテン仕上げへと変更、そして可否を問い合わせていたシートベルトのカラーをブルーにできたことくらい。
一覧にすると以下のとおりですが、車両+オプション価格は総額で50,510,658円となっています(もちろんここに諸経費などは含まれない)。
フェラーリ296GTB 最終の仕様
- 車両本体価格・・・39,330,000円
- ボディカラー(アッズーロ・ディーノ)・・・3,229,717円
- スペシャルルバリー・・・2,160,000円
- インテリアカラー(クレマ)・・・0円
- デュアルカラー インテリアトリム・・・770,000円
- カラードレザー仕上げ ステアリングホイール・・・69,300円
- LEDつきステアリングホイール・・・462,000円
- トリコロールリバリー(ステアリングホイール)・・・248,440円
- カーペットカラー(ブルー)・・・0円
- デイトナスタイルシート・・・369,000円
- スペシャルステッチ・・・69,300円
- コントラストステッチ・・・100,000円
- ヘッドレストの跳ね馬刺繍・・・115,500円
- カラードデイトナストライプ・・・77,000円
- フル電動シート・・・0円
- カラードセーフティベルト(ブルー・スターリング)・・・84,700円
- カーボン製サイドシル・キック・・・184,800円
- カラードブレーキキャリパー(イエロー)・・・0円
- カーボンファイバー・エンジンカバー・・・0円
- スクーデリア・フェラーリ・フェンダーシールド・・・0円
- フロント&リア パーキングセンサー・・・0円
- 鍛造ホイール・・・569,800円
- ホイールペイント(NERO)・・・380,941円
- チタンホイールボルト・・・154,000円
- エンジンルーム ドライバーズサイン・・・100,000円
- Ferrariロゴサテン仕上げ・・・83,000円
- 跳ね馬バッジ マットブラック仕上げ・・・83,000円
- スポーツエグゾーストパイプ(マットブラック)・・・154,000円
- バックレーダー・・・252,560円
- 防眩ドアミラー・・・123,200円
- プレミアムHi-Fiシステム・・・569,800円
- アップル・カープレイ・・・0円
- サスペンションリフター・・・523,600円
- 可変フロントライトシステム・・・0円
- パーキングカメラ(リア)・・・246,400円
- ワイヤレス・スマートフォン・チャージャー・・・0円
外観についてはこういった感じで、ボディカラーとストライプだけで540万円くらい。
可能な限りシルバーを消していますが、「Ferrari」エンブレムだけはシルバー(サテン仕上げ)のまま残ります。
インテリアだとこう。
ぼくとしては「エレガント」を目指しています。
余談ではありますが、オートカヴァリーノさん(のブティックショールームの)横にはBMWディーラーがあり、そこで見た高級極まりないBMW iXの価格と、ぼくが296GTBに装着するオプションの価格がほとんど変わらず、あらためて「自分がしでかしてしまったこと」の大きさに驚かされた次第です。
フェラーリ296GTBに装着したオプションをまとめた動画はこちら
あわせて読みたい、フェラーリ296GTB関連投稿
-
ボクがフェラーリ296GTBのインテリアで選んだオプションはこんな感じ。イメージは「1960−1970年代のエレガントなフェラーリ」
| このほか、現在把握している範囲でフェラーリ296GTBの内装オプションを紹介してみる | フェラーリのインテリアに関するオプションはエクステリアのそれよりも遥かに多い さて、ぼくがオーダーしたフェ ...
続きを見る
-
ボクは結局、オーダーしたフェラーリ296GTBにどういったオプションを装着したのか?そしてその理由とは【ボディ/外装編】
| フェラーリにはとんでもない数の選択肢がある | そういった中で、自分の思い通りのフェラーリを作り上げるのは難しい さて、ふと「よく考えると、オーダーしたフェラーリ296GTBのオプション詳細につい ...
続きを見る
-
フェラーリ296GTBに新オプションが登場したぞ!新しくリバリー(ストライプ)を入れることが可能となり、追加での選択を検討中
| 今からでもオプションの追加ができるもよう | フェラーリはどんどん後から新たなオプションが登場する さて、フェラーリ296GTBを注文してからほぼ280日が経過しており、しかし納車まではまだ(予定 ...
続きを見る