| このちょっとした「ユルさ」がコーディネートの許容範囲を拡大する |
軽くシワになりにくく合わせやすく、まさにトラベル用としては「もってこい」
さて、タリアトーレ(TAGLIATORE)のジャケットを購入。
タリアトーレはイタリアにて1998年に創業された比較的新しいブランドで、その意味は「裁断士」だとされ、その名が示すとおり絶妙なカッティングに最大の特徴があります。
ただしカッティングのみではなく、その裁断技術や縫製技術を活かせるよう最高の生地を選ぶなど細部に至るまでのこだわりが発揮され、そのため価格帯はちょっと高め。
雰囲気的には「アーバン」「モダン」「テクノロジー」寄りで、(新しいブランドだけに)クラシカルさやノスタルジーを追求したブランドではない、ということになります。
ボクの持つジャケットでは最軽量
そして今回購入したジャケットはポリエステル98%、ポリウレタン2%という生地を持つ軽量なジャケットで(計ってないけどたぶん数十グラムしかない)、購入の目的はやはり「旅先でのイベント用」。
ぼくは基本的にジャージ(スウエットパンツ)にTシャツやパーカー、マウンテンパーカーといった出で立ちをしていることがほとんどなのですが、出先でときどきに「スマートカジュアル」レベルのドレスコードを要求されたり、ジャケット着用を求められることがあるわけですね。
そういったときのため、旅に携行するジャケットとして今回の製品を購入したわけですが、これだと「オシャレジャージとTシャツ」の上に羽織るだけでアラ不思議、なんとなくオシャレに見えてしまうというたぐいの製品なんじゃないかと考えています。
そして、そういったオシャレジャージとTシャツ」の上に着ることを前提としていたので、テーラードジャケットではバランス的にややミスマッチでもあり、かつ「見た目ヘビー」すぎるので、こういった感じの”見た目も構造も軽い”製品を探していたのですが、このタリアトーレのジャケットは今回のぼくの目的に見事にマッチ。
加えてその素材の性質上、皺になりにくく、かつシワになっても目立たず復元しやすいという特徴もあり、「久々にいい買い物をしたな」とも考えています。
タリアトーレのジャケットはこんな仕様を持っている
そこで今回購入したタリアトーレのジャケットの細部を見てみると、胸ポケットは普通の切れ込みタイプ。
ここにカラフルなチーフを挿しておけば、まず(そこまで高レベルのドレスコードでなければ)なんらかの苦言を呈されることはないかと思います。
裏地は「レス」。
内ポケットは下の方に別生地が当てられています。
胴体外側にはパッチポケット。
バックはサイドベンツ仕様。
ウエストは「かなり」強烈に絞られています(こういったところはぼくの好みでもある。加えて、高い脇の位置を好む)。
袖はボタンレス、しかしちゃんと割れているという「かなり」珍しい仕様。
このジャケットであれば、上述の通り「オシャレジャージとTシャツ」、さらにちょっとスタイリッシュなスニーカーと合わせたとしても”それっぽく”決まりそうですね(もちろん綿パンにドレスシューズという組み合わせでも良さそうだ)。
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