| 香港ではひとつの時代が終わり、またひとつの時代が始まろうとしている |
いずれは完全に「昔の香港」が消え去ってしまうのだろう
さて、今回もつれづれなるままに香港の様子をお伝えしたいと思いますが、香港は現在急速に変革を遂げており、”失われてゆくものと新しく登場するもの” をぼくらは目の当たりにしているわけですね。
そういったわけで、こちらは今やどんどん数が減っている「お茶屋」。
漢方を煎じたお茶や、夏場ではサトウキビやフルーツの絞り汁を提供しています。
この美都餐室(MIDO CAFE)もまた失われゆく香港の名店のひとつ。
こういったお店がなくなってゆくのは「人件費の高騰」「地価その他コストの高騰」に原因があり、それに応じて値上げをしたとしても顧客がそれについてこれず、結果的に「売れなく」なってしまうためで、よって多くの「香港伝統の」食べ物やお店が失われてゆくこととなっています。
香港ではこういったモノが気になった
そこで香港を散策してみると、女人街、男人街ではやはりルイ・ヴィトンやグッチ、ディオールなどパチモノ多数。
ただ、雰囲気的には韓国のほうがもっとパチモノが多く、かつハードコアといった印象です。
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玩具も多数あり、タミヤのプラモデルのパチモノやレゴのパチモノなど、ある意味で「なんでもあり」状態。
ちなみに自動車用のエンブレム(AMGとかMなど)を売る露店もチラホラ。
これは「ゴーストチーム」なる日本語ステッカーを貼った商用車ですが、けっこう高い頻度で日本語ステッカーを見かけます。
昨今の世の中の流れを反映した「ジェンダーレストイレ」。
セーラームーン、ドラゴンボールやストリートファイターとのコラボによる缶飲料。
こちらは石の階段で有名なポッティンガー・ストリート。
ときどき壁に様々なアートが描かれており、「インスタ映え」するスポットとしても知られています。
場所によってはこんな感じで多数のお店が出ており、様々なものを販売中。
こちらは即席フリーマーケット(日曜日になると出てくる)。
周囲には魚屋や・・・。
乾物屋。
こういった「道路脇に肉を吊るしている」スタイルも(まだ)多いのですが、これもまたそのうち姿を消すことになりそうです。
さらにはフルーツ店に・・・。
調味料店など多数。
ぼくはよくドライフルーツを購入し、フォンダンウォーターを作って飲むようにしています。
こういったお店が近代的なビルの下に存在するというギャップが「いかにも香港」。
ちなみにこのお店は「シャレが効いた」メニューが多く、これはコッド(タラ)のハンバーガーで、名付けて「コッドファーザー」。※全体的になんらかのオマージュというか、パチモノギリギリが多い
これはいつも買って帰ることにしている「亀ゼリー」。
ちなみに数年前から香港ではベトナム料理が大人気。
もとイギリス領なので、英国っぽいスタイルの飲食店も多数(とくにセントラル=中環に多い)。
これだけバイクを詰めて駐車したら「どうやって出る」んだろうな・・・。
電話などの通信設備を収めるボックスにはこんな感じで「香港をイメージしたペイント」も。
こちらはエッグワッフルをイメージしたペイント。
ちなみに香港にはこういったオシャレ雑貨店が多数存在し、日本とはずいぶん近い嗜好を持つようです(とくにサブカル関係は日本市場とよく似た製品が展開されている)。
今回の香港訪問の様子をまとめた動画はこちら
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