| ボクは頻繁な売買のための時間を取ることが難しく、よって基本的には将来有望な銘柄を仕込んで「長く持つ」スタイルである |
買って後悔するよりも「売って後悔」することのほうがずっと多い
さて、先日は「ぼくは株式投資において、長期間の保有(バイ・アンド・ホールド)が基本スタイルである」と述べていますが、その理由は「長く持っていると思わぬ恩恵に(特需と言ってもいい)よって株価が上昇することがあるから」。
最近の例で言えば、エヌビディア株が「AI需要」により異常に高騰したり、ルイス・ハミルトンのフェラーリ加入報道によってフェラーリの株価が最高値を記録したといった”予想外の”特需を経験していて、しかしその反面、直近では「その銘柄を売った途端、そういった特需が(売った銘柄に)発生し、ブームにそこに乗りそこねた」例があり、ここでそれについてちょっと触れてみたいと思います。
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ボクはこういったスタンスで株式投資を行っている。銘柄は5つのみ、自分が信じることができる会社の株しか買わず、買ったら「売らない」
| ボクは一定の信念をもって株式投資を行っている | 投資のスタイルは人それぞれではあるが さて、現在米国株が立て続けに最高値を更新しており、フェラーリ株も(ハミルトン移籍で)最高値を記録したというこ ...
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ボクはアップル株とGoogle株(アルファベット)を売ったばかりだった
その例というのは他でもないアップルとGoogle(アルファベット)株であり、アップルについては「収益の柱であるパーソナルコンピューターの需要が低くなり、今後それが伸びるとは考えられず、スマートフォンも中国市場で振るわず、その他のサービス・製品も新しい柱にならないであろうこと」から、そしてGoogleについては「すでにGoogleのビジネスモデルにおいては収益が最大化しており、ここからはもう業績が大きく伸びないだろう」という判断から売却に至っており、そのぶんを(収益含め)金へと投資したわけですね。
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ビットコインとアップル株売って全部「金」へと再投資することにした。ボクは収入をこういった感じで「投資」と「消費」に使い分けている
| ボクは基本的に働きたくないので「お金にお金を稼いでもらう」ようにしている | そして用途によって投資対象やその性格を切り分けている さて、日米の株高、ビットコイン含む暗号資産の急騰がなにかと世間を ...
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なお、それらを売却したぶんを株式に投資しなかったのは、今の円安そして株高の状況において、ここからさらに株式へと投資を行うのは「(株式市場が)一旦下がる可能性のほうが大きくリスクが高い」と踏んでいるためで、よって金という安全資産へと資金を”逃避”させたということに。※投資している銘柄の株価が大きく下がるようなことがあれば、金を売って株式購入に回そうと考えている
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「普通、こんなときに買いませんよ」。それでもボクが暴落時に株を買うのは「ポルシェ911の運転と株式取引は同じだ」と思うから
さて、テスラの株価が最高値を更新しており、現在ぼくの含み資産もこれまでに見たことがないほどの額へ。実際のところぼくはそれほど熱心な投資家ではなく、かつ頻繁に売買するほどの時間も取れないので、「長期的に ...
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ただし今回、アップルそしてグーグル(アルファベット)株を売ってほどない時期に「アップルがGoogleの生成AI、ジェミニを搭載する」と報道が出ることになり、当然ながらこれらの株価が報道直後に上昇していて、つまりは「売らなきゃよかった」という状況が発生しているわけですね。※この話は以前からウワサレベルで出ており、かつ反トラスト法(独占禁止法)に抵触する可能性も指摘されているために上げ幅はそれほど大きくない
一方、金のほうは購入後にさほど上がっておらず(ようやく手数料分を回収できたくらい)、結論から言えばアップル株、Google株を売却したのは失敗であったと考えてよく、しかしこれも含めて投資は長期戦であると捉えており、「まあいっか」と考えています。
ちなみにですが、ぼくはこういった投資、そしてビジネス、人生においては「耐久レースと同じ」だと考えていて、最後に勝てばそれでいい、と考えています。
たとえばF1グランプリであれば2024年は24戦を戦うことになり、一つ一つのレースを必ず勝たなければならないわけではなく、たとえいくつかを落としても、どこかで取り返すことができればそれでいいのと同じであり、「一発勝負」「一度負けたらそこで終わり」ではないと捉えているわけですね(そう考えると気分が楽になる)。
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