欧州自動車メーカーを中心に「ブラック」は大流行
ジャガーが「XE」「XF/XFスポーツブレーク」「F-PACE」に「ブラックエディション」を追加。
これはもうネーミングの通り真っ黒な特別モデルで、通常オプションの「ブラックパック」に加えてバックカメラやプライバシーガラスを装着したモデル。
ボディカラーはブラックの他にコリス・グレー、フィレンツェ・レッド、ユーロン・ホワイトも選択可能。
受注を受けるのは2018年のみ
なおジャガー・ランドローバーはかなり早い段階で「ブラック」をオプションに取り入れたメーカーで、レンジローバーにはエンブレムやホイールをブラックに変更できるオプションを他メーカーに先駆けて導入しています。
その後はフォルクスワーゲン・アウディグループがこれに続き、上位モデルに「グロスブラック」を採用したり、ポルシェでも各パーツがブラックへと変更できるオプションを設定したり、911、カイエン、ケイマン、ボクスターなどに「ブラック・エディション」を設定したり。
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ほかの自動車メーカーもやっぱり「ブラック」重視傾向
そのほかロールスロイスにも「ブラックバッジ」、BMWもXシリーズに「ブラックファイア」、ミニに「カーボン・エディション」を追加するなどBMWグループもブラックを積極的に採り入れ、やはりVWアウディグループに属するベントレーも「ブラックエディション」、そしてメルセデス・ベンツも「ナイトパッケージ」を投入するなど、現在各メーカーとももっとも注力しているのが「ブラック」と言えそうですね。
スーパーカーにおいてはランボルギーニがウラカンにてスプリッターやマフラーエンドなど各部がブラックとなる「スタイルパッケージ」を採り入れていますが、フェラーリやマクラーレンではそういったパッケージはなく、アストンマーティンではパーツ単体で「ブラック」を選ぶことが出来る場合もあるようです(マットブラック中心でグロスブラックは少ない)。※スーパーカーにおいてはメタリックグレーのアクセントのほうが好まれる傾向もある
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