| もしかすると、これは今後のちょっとした流行になるかもしれない |
使用する予定はないが、とてつもなく欲しい
さて、以前にBMWが同様の製品を発売していたと記憶していますが、今回はベントレーが「レーシングシミュレーターと、実車の(レーシングカーである)コンチネンタルGT3パイクスピークの両方に使用できるステアリングホイールを製作し発売する」と発表。
実際にこの両方の間でステアリングホイールを「つかけえる」必要に迫られる人はそうそういないと思われますが、それでも欲しくなってしまうのが人情というものです。
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素材はカーボンファイバーとマグネシウム
このステアリングホイールはシムレースハードウェアメーカーであるFanatec(ファナテック)とベントレーとの協業にて誕生したもので、「見た目がソレっぽい」のではなく「完全にソレ」。
つまりはこのステアリングホイール(ハンドルコントローラー/ハンコン)を装着して実際のレーシングカーを操ることができるというわけですね。
細部のデザインを見てみると、ロータリーコマンダーのローレット加工、鍛造カーボン製ディスプレイベゼル、エンコーダー機能を備えた2つの7方向Fスティック、光学式エンコーダー付きアルミニウム製サムホイール、4つのマグネット式パドル等を装備。
さらに中央には大型の円形テレメトリーディスプレイを搭載し、ドライバーに関連情報を提供することが可能です。
ファナテックの親会社であるEndor AGのCEO、トーマス・ジャカルメイヤー氏によると、「このステアリングホイールは、我々がこれまでに製作した中で最も先進的なホイールであり、シンプルに素晴らしい製品です。私たちは、伝説的なパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムを走るベントレー・コンチネンタルGT3のためのステアリングホイールを作るという名誉を得ました。そして、私たちのお客様はその一部となり、全く同じステアリングホイールを使用し、シミュレーターを運転することができるのです」。
現時点ではこのステアリングホイールの発売時期、価格などは公開されていないものの、限定販売となる可能性もあり、そして価格は「安くない」ものと思われます。
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参照:Bentley