| ただでさえハードな3イレブンがさらにハードに |
ロータスはそのハードコアモデル「3-Eleven(スリーイレブン)」の後継モデルを開発中と伝えられますが、今回その3-Elevenの究極モデルとも言える「3-Eleven 430」を発表。
ベースとなる3イレブンは416馬力、車体重量925キロ、0-100キロ加速3.4秒。
日本での価格は14,958,000円で、限定台数は全世界で311台というクルマです。
ロータス史上「過去最速」に
今回発表された3-Eleven 430は3.5リッタースーパーチャージドV6を搭載し、その名称の通り430馬力を発生。
トランスミッションは6速MTのみ、ATの設定は「なし」。
重量は920キロと5キロの軽量化に成功し、パワーアップと相まって0-100キロ加速はなんと3.1秒にまで向上しています(ランボルギーニ・ウラカンよりも速い)。
加速だけではなくコーナリングも強烈で、ロータスのテストトラックであるへセルを1分24秒で走り、もちろんこれはコースレコード(エキシージ・カップ430より0.8秒、ベースモデルの3イレブンより2秒も速い)。
たった5キロ、たった14馬力にしては異常な戦闘力アップですが、これはトルセンLSD、オーリンズ製調整式ダンパー、アイバッハ製調整式アンチロールバー、設定が変更されたトラクションコントロール、ミシュラン・カップ2タイヤ(フロント:18インチ、リア19インチ)、AP製4ピストンブレーキキャリパー等が貢献しているようで、やはりパーツや電子制御は常に進化している、ということを感じざるを得ない結果に。
なお3イレブン 430は20台のみの限定生産となり、価格は邦貨換算で1600万円ほど。
日本への割り当て、価格については現時点では発表はないものの、これまでの例から見て「数台」程度は入荷するかもしれませんね。
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