
| なんといっても特筆すべきは「リトラクタブルヘッドライトを採用」したことである |
記事の要約(ハイライト)
- 超高額なレストモッド:英国Encor社が手がけるエスプリの新生モデル「Series 1」の価格は1台約9000万円(57万ドル)。しかもドナー車(ベース車両)代は別
- V8ツインターボの咆哮:3.5L V8エンジンを400hpまでチューン。ターボ車ながら「自然吸気のような」官能的サウンドを実現
- あえて「S4」をベースに:外観はジウジアーロの初期型(S1)風だが、中身は剛性の高い1994年製「シリーズ4」のシャシーを採用
- 世界限定50台の希少性:カーボンボディにより車重わずか1,200kg。5速MTと油圧ステアリングを備えた「究極のアナログ・スポーツ」
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【衝撃の復活】ジェームズ・ボンドも愛したロータスエスプリ、最新V8ターボとともにレストモッド。 ポップアップヘッドライトはそのままに9000万円にて受注開始
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伝説の「クアッド・ウェッジ」が現代に蘇る
映画『007』シリーズのボンドカーとしても知られるロータス・エスプリ。
そのアイコニックなウェッジシェイプを現代の技術で再定義したのが、英国アンカー(Encor)社の「Series 1」です。
一見するとオリジナルのS1に見えますが、その中身は全くの別物で、Encorはあえて1994年以降の「シリーズ4」をベースに選んでおり、その理由は単純で、オリジナルのS1よりもシャシー剛性が高く、V8エンジンを搭載するための構造が単純に「優れているから」。
なお、ベースとなるエスプリは顧客が自分で用意する必要があるといい、これはアンカー側が用意してしまうとビジネスそのものが「車両販売」となってしまい、様々な問題が生じるからだと思われます。
スペック:数値以上に「音」で酔わせる一台
| 項目 | スペック・特徴 |
| エンジン | 3.5L V8 ツインターボ (Type 918改良型) |
| 最高出力 | 400 hp @ 6,200 rpm |
| 最大トルク | 474 Nm @ 5,000 rpm |
| 0-96km/h加速 | 4.0秒 |
| 最高速度 | 281 km/h |
| 車両重量 | 1,200 kg |
特筆すべきはそのサウンドで、最新の動画では、ツインターボでありながらも、高回転域で自然吸気V8のような深く、透き通った音色を奏でることを確認可能。
昨今の静かなスーパーカーに物足りなさを感じる愛好家にとって、この「吠えるV8」は価格以上の価値を持つのかもしれません(現在、新車で販売されるクルマには厳しい騒音規制が課されるが、こういったレストモッド車両であれば規制を逃れることができるのかもしれない)。
こだわりの「アナログ」ドライビング
Encorはロータスが本来持っていた「軽さとハンドリング」を最優先しており・・・。
- カーボンファイバー・ボディ:外装をすべてカーボン化することで軽量化と現代的な質感を両立
- 油圧パワーステアリング:最新の電動式では得られない、路面からのダイレクトなフィードバックを追求
- 5速マニュアル・トランスミッション:中身を完全に強化・刷新し、ドライバーが自らギアを選ぶ喜びを確保
- AP Racing製ブレーキ:圧倒的なパワーを受け止めるため、足回りには信頼のブランドを採用

結論:フェラーリ2台分を払う価値はあるか?
9000万円という価格はフェラーリ・アマルフィを2台買うことができるレベル。
さらにはベースとなるエスプリV8を別途用意する必要があるため、最終的な総額は1億円に迫る可能性も十分にあり、しかし「世界に50台しか存在しない」「究極にアナログで美しいエスプリ」を手にできる機会は、今後二度とないかもしれません。
「最新のフェラーリよりも、過去の魂を持った特別な一台を」。
そんな情熱と莫大な予算を持つコレクターにとって、Encorのエスプリは2026年で最も魅力的な選択肢の一つとなりそうですね。
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参照:encor.design











