| 売る側にも法的リスクがあるが、買う側にも「メンテナンス」等の不安が残る |
マクラーレンがごく少数のみを生産すると言われるハイパーカー、BC-03。
最初にこのハイパーカーのウワサが出てきたのは2018年10月で、このときは「一人の顧客のために作られる」ワンオフという報道がなされています。
しかしその後2019年9月には「5台が製造される」という話が出てきて、さらに今回はナイト・インターナショナルが”15台”製造されるうちの製造枠1台分を販売することに。
BC-03の情報はあまりに不透明
そしてこのBC-03については情報が少なく、しかしマクラーレン自身が公式に発売を認めているため、発売されること自体は「ほぼ確定」。
その外観についても様々なウワサがありますが、「マクラーレン・ヴィジョンGTコンセプト(Vision GT concept)」同様のエクステリアを持つという説が有力です。
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これまでにも何度か予想レンダリングのような画像、もしくはコンフィギュレーターのリークのような画像も登場していますが、それらを見るとやはりマクラーレン・ヴィジョン・グランツーリスモによく似たルックスを持ち、フロントは720S、そしてリアはセナのようなイメージ。
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このBC-03について、パワートレインも現時点では未定ではあるものの、おなじみの4リッターツインターボV8が積まれるのは間違いないところ。
ただ、一説では「フロントにモーターを搭載する、マクラーレン初の4WDになる」とも言われており、そうなるとこれまでのマクラーレンとはまた異なるパフォーマンスを発揮するのかもしれませんね。
他にはこんな「ハイパーカーの生産枠も」
そしてナイト・インターナショナルでは、このBC-03のほか、マクラーレン・スピードテール、ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+、メルセデスAMG GT One、アストンマーティン・ヴァルキリー、ブラバムBT62、パガーニ・ウアイラBCロードスターの生産枠も販売中。
参考までに、こういった少量限定ハイパーカーの場合、契約時に「転売しない」という誓約書を別途交わしたり、転売期間の制限なども多いようですが、有名なのは「フォードGT」。
これについては、転売禁止期間中に転売してしまった人気プロレスラー、ジョン・シナがフォードから訴えられる事態に発展していますね。
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もちろん各自動車メーカーは契約書の他にも様々な方法で転売を規制しているわけですが、それでも出てきてしまうのが今回のような生産枠の転売。
そしてナイト・インターナショナルでは、転売によって発生しうるであろう法的問題についても、契約弁護士を通じて「解決する」用意がある、としています。