| 内外装ブラック、専用のセンターストライプがカッコいい |
エクステリア/ インテリアのあちこちには「マニュアル・トランスミッション」を表現したグラフィック
さて、ミニはすでに次世代モデルへと移行しようかという段階ではありますが、その黄昏の刻に向けてジョンクーパーワークスに新たなる限定モデルが登場。
その名も「JCW 1 to 6」というものですが、この「ワン・トゥ・シックス」は1から6、つまり6速マニュアル・トランスミッションを意味しており、もちろん搭載されるトランスミッションは6速MT。
世界限定999台、そして英国では150台が販売されるそうですが、現時点では日本での価格そして割当についてはアナウンスがないもよう。
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ミニ 「JCW 1 to 6」はこんな仕様を持っている
このミニ JCW 1 to 6につき、正式発表がなされるのは今週末のニュルブルクリンク24時間耐久レースにおいてだといい、よって今わかっている情報は限定的。
そこでオフィシャルフォトを見てみると、ここに移っている個体のボディカラーはミッドナイトブラック、そしてセンターストライプが入ります。
このセンターストライプは一見するとグレーに見えるものの、よくよく見るとなにやら模様が入っていて・・・。
どうやらこれはマニュアル・トランスミッションのシフトパターンであるようですね。
そしてこの「マニュアル・トランスミッション」を強調するパターンはリヤハッチにも。
シフトパターンが「立体」となっており、なかなかにカッコいい仕様です。
そしてCピラーにはこのシフトパターンと「1 to 6」ロゴの入った立体ステッカー(ここにステッカーが貼られるのは珍しい)。
サンルーフには限定モデルのうちの1台であることを示す「one of 999」文字。
ホイールセンターキャップにも専用グラフィックが入り、いかに限定モデルといえど、ここまでの特別装備が与えられる例はちょっとめずらしいかもしれません。
ホイールのデザインそのものは”通常の”JCWと同じですが、ダイヤモンドカットがなされていないぶん、印象が異なるように思います。
搭載されるエンジンは通常モデルのJCWと同じ231馬力 / 320Nm仕様の2リッター4気筒。
マニュアル・トランスミッションをうまく駆使できれば0−100km/h加速は6.3秒、最高速は246km/h。
ミニ 「JCW 1 to 6」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはミニ 「JCW 1 to 6」のインテリア。
外装同様にブラック、そして「Hパターン」を用いたグラフィックが特徴となっています。
助手席ダッシュパネルはこのモデル専用デザインで、マットとグロス仕上げを組み合わせたフィニッシュがなんとも素敵。
そしてキーも「専用品」となっており、これもまた他の限定モデルには見られない仕様です。
つまりミニはこの限定モデルに対し並々ならぬ情熱を注いでいますが、それはおそらく「マニュアル・トランスミッションを選択できる、最後のミニJCW」限定モデルだからなのかもしれません。
マットにも「1 to 6」バッジ。
ステアリングホイールのスポーク下部にも専用グラフィックが入るなど、どこまでも特別感が追求されているようですね。
ちなみにぼくがミニJCWを購入するとき、国内にはまったくマニュアル・トランスミッションを持つ在庫がなく、「新規受注も不可」と言われたために8速ATを選んでいます(加えて、BMWが絶賛するZF製の8速ATを試してみたかったということもある)。※R56世代のミニクーパーSにはMTを選び、4年ほど乗った
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