| 新型ミニの構成に慣れるには(ややこしいので)少し時間を要するかもしれない |
そしておそらく、新型ミニ JCW Eは相当に高価なクルマになるだろう
さて、ミニは先日ミニクーパーS E JCW(ジョンクーパーワークス)を発表していますが、今回は「ミニクーパーS Eのコスメチューン版ではない」真正JCW、”ミニ ジョンクーパーワークス E”のティーザー画像が公開されることに。
正式発表は秋だそうですが、これに先立ちグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて(このカモフラージュバージョンが)お披露目となるようですね。
なお、新型ミニは従来までのミニとはやや構成というかグレードの捉え方が変わっており、先日発表されたミニクーパーS E JCWは「ミニクーパーS Eにジョン・クーパー・ワークス風の外観とドライブモードを追加したもの」。※BMWでいうMスポーツのようなもの
しかし今回グッドウッドに持ち込まれるのは従来型ミニの「JCW」同様、根本的にスペックが異なるハードコアバージョンという位置づけを持っています。※BMWでいうM3やM4、M5のようなポジション
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現時点では新型ミニ ジョンクーパーワークス Eのスペックは公開されていないが
なお、ミニは現在ジョンクーパーワークス Eのスペックを公開しておらず、しかし正真正銘の「JCW」を名乗るだけにミニクーパーS E JCWの218馬力よりは確実に上を行くことになりそうです(ミニは”先進的な電動パワートレイン”を採用するとアナウンスしている)。
今回公開されたミニ ジョンクーパーワークス Eのティーザー画像を見てみると、その外観はミニクーパーS E JCWと大きく変わらないように見え、しかし本当の変化は「その下」にあるものと思われます。
おそらくはサスペンションやブレーキがアップグレードされ、よりシャープなハンドリング、そして「ゴーカートフィーリング」が期待でき、その走りの楽しさはカモフラージュ用ラッピングにプリントされた「世界中のサーキット」が示しているのかもしれません。
ちなみにボディ上に示された「37」は1964 年のラリー モンテカルロで優勝したクラシックミニ クーパーS へのオマージュです。
グッドウッド フェスティバル オブ スピード(2024年7月11~14日)はダイナミックデビューを飾り、実際にヒルクライムイベントにてそのパフォーマンスを披露するといい、エレクトリック版ミニJCWの実力発揮に期待したいところですね。
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参照:MINI